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2017年3月に設立されたカンボジア系航空会社、JCインターナショナル航空が、バンコクのドンムアン空港への直行便の計画を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
エアバスA320により6月6日からプノンペン―バンコク間の直行便を毎日運航するという。
民間航空庁のスポークスマンは、「同社はタイの承認も得ており、すぐにでもフライト可能だ。スワンナプーム国際空港への直行便を希望していたが、タイムスロットがなく、ドンムアン国際空港に変更した経緯がある。現在、タイとの直行便は、タイ航空、バンコク航空、エアアジアの3つの航空会社が運航しており、 同社の新規参入でコスト削減やサービス向上による競争がおこるが、顧客とっては良いことだ」と述べた。
JCインターナショナル航空は、資本金5千万ドルの地元企業として登録され、プノンペンとシェムリアップ、シアヌークビル、台湾、マカオとの間を毎日運行している。
今月初め、カンボジアとタイは、「二つの王国、一つの目的地」をテーマにキャンペーンを全面的に推進することに同意。カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムで構成されるエーヤーワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略(ACMECS)内であれば、1つのビザで滞在が可能な、ACMECSシングルビザの実施により観光を促進するという。
2016年、カンボジアは、前年の477万人から5%増の500万人以上の外国人観光客を受入れた。このうちタイからは前年度比20%増の40万人で、トップ3に入っている。