カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2017年5月23日
  • カンボジアニュース

JCインターナショナル航空 6月よりバンコクへの直行便開始[経済]

news_201705232
(c)Khmer Times

 2017年3月に設立されたカンボジア系航空会社、JCインターナショナル航空が、バンコクのドンムアン空港への直行便の計画を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。

 エアバスA320により6月6日からプノンペン―バンコク間の直行便を毎日運航するという。

 民間航空庁のスポークスマンは、「同社はタイの承認も得ており、すぐにでもフライト可能だ。スワンナプーム国際空港への直行便を希望していたが、タイムスロットがなく、ドンムアン国際空港に変更した経緯がある。現在、タイとの直行便は、タイ航空、バンコク航空、エアアジアの3つの航空会社が運航しており、 同社の新規参入でコスト削減やサービス向上による競争がおこるが、顧客とっては良いことだ」と述べた。

 JCインターナショナル航空は、資本金5千万ドルの地元企業として登録され、プノンペンとシェムリアップ、シアヌークビル、台湾、マカオとの間を毎日運行している。

 今月初め、カンボジアとタイは、「二つの王国、一つの目的地」をテーマにキャンペーンを全面的に推進することに同意。カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムで構成されるエーヤーワディ・チャオプラヤ・メコン経済協力戦略(ACMECS)内であれば、1つのビザで滞在が可能な、ACMECSシングルビザの実施により観光を促進するという。

 2016年、カンボジアは、前年の477万人から5%増の500万人以上の外国人観光客を受入れた。このうちタイからは前年度比20%増の40万人で、トップ3に入っている。

関連記事
観光
カンボジア観光業、2024年に回復基調-中国人観光客50%増で活況[観光]
(11日)
政治
シアヌークビルの未完成建物問題、政府の支援策に期待も解決は未だ[政治]
(10月30日)
観光
カンボジア、国際観光客が22.5%増加し600万人突破を目指す[観光]
(09月30日)
観光
新観光大臣のフート・ハック氏、持続可能な観光促進に注力―外国人観光客数増加を目指す[観光]
(09月23日)
経済
カンボジア首相、シェムリアップの観光業者向けに5000万ドルの融資パッケージを発表[経済]
(14日)
経済
カンボジアのレストラン業界、2022年比で収益減:観光業の回復が遅れ経済に影響[経済]
(09月28日)
あわせて読みたい
特集
カンボジア観光投資についての可能性 ~観光統計、ニュースから考察するカンボジア観光産業への投資~(1/2)
特集
カンボジア観光投資についての可能性 ~観光統計、ニュースから考察するカンボジア観光産業への投資~(2/2)
特集
トップインタビュー Himawari Hotel アンドリュー・テイ(1/2)
特集
タオン・コン観光大臣が語る、観光大国カンボジアの実現
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース