(c)Phnom Penh Post
現在、武器以外の全品目を数量制限なしに無関税でEUに輸出できるEBA協定の廃止の議論が起こっている。それに対し、カンボジアで事業展開している欧州の企業は、懸念を表明した。
在カンボジアEU大使は、「経済交流は成長の原動力であり、EUの企業はカンボジアで雇用を創出している。彼らは長期的な視点を持ち、イノベーションを刺激し、社会的責任を担っている」と述べた。また、「EBA協定はまだ議論中だが、撤退が起こらないことを願っている」と付け加えた。
EBA協定が廃止されることになれば、衣服、砂糖およびその他の輸出は、1年以内に関税が引き上げられることになる。現在、300社以上の欧州系企業がカンボジアで事業を行なっている。