(c)Phnom Penh Post
カンボジア経済は、ベトナムのTPP参加により悪影響を及ぼす可能性があると専門家が指摘している。プノンペンポスト紙が報じた。
ベトナム政府は12日、米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)参加11カ国の新協定「TPP11」の関連法案を可決した。また、欧州連合(EU)とも自由貿易協定(FTA)の発効に向けて最終手続きを進めている。相対的な低い労働コストを武器に自由貿易を一段と推進し、輸出拠点としての競争力向上につなげる。
これにより、国際的な製造業者がベトナムに進出や、カンボジアから生産拠点の移転を検討される可能性があり、カンボジアの貿易と投資の流入に影響を及ぼす可能性があると専門家は指摘している。