カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2019年10月11日
  • カンボジアニュース

米中貿易戦争の影響も受け、倉庫需要が高まる カンボジア[経済]

news_201910111
(c)Khmer Times

 ワールドブリッジ会長のシーア・リッティ氏は、先週開催されたカンボジアの大手不動産検索サイト「Realestate.com.kh」が主催する不動産イベントで、「郊外に倉庫を建設できる資金と資源があれば、住宅を建設するよりも多くの収益を挙げられる」と指摘し、具体的な利回りの数値を引用するなどして述べた。

 ワールドブリッジグループの組織の大半が住宅建設に重点を置いているなかでの発言ともあって、堅調な成長を維持する製造業に向けた不動産開発の可能性が注目されている。

 ボレイと呼ばれる集合住宅などは、ワールドブリッジグループを始めとするローカル系の不動産開発会社により開発が盛んだが、一方で個人融資額の増加に対する懸念や、開発業者が提供する住宅ローンの高い利息などが度々指摘されている。

 外資が中心の製造業分野における倉庫開発は、不動産開発会社にとって次の新たな開発分野として期待されているようだ。

 現地不動産調査会社Vトラストは、プノンペンの縫製業で必要としている敷地総面積が2020年までに現在の2倍に当たる約200万平方メートルに達すると予測しており、同社のリサーチディレクターは、「カンボジアの製造業全体の7割は縫製業が占めている」と述べた。

 カンボジア商工会議所(CCC)のリム・ヘン副会頭は、「保管スペースの需要が高まっているが、投資家が倉庫を借りることが難しくなった。工業地帯には既存の企業が使用しているため、賃貸用の倉庫がない」と述べた。

 また、現地の大手不動産会社CPLのチェイン・ケイン会長は、「より多くのカンボジア人が倉庫開発への投資に関心を寄せている。特に中国からカンボジアへの工場移転が増加している」と語った。

関連記事
経済
カンボジアの1月~5月の輸出総額、前年同期比15%増[経済]
(07月24日)
経済
カンボジア発のベンチャーキャピタルが5500万ドルを確保[経済]
(06月03日)
経済
ベトナムとの貿易額過去最高も貿易赤字が続く カンボジア[経済]
(12月19日)
経済
今後5年間の不動産業界の成長を予測 カンボジア[経済]
(10月06日)
経済
ワードブリッジが国連機関とパートナーシップを提携 カンボジア[経済]
(08月21日)
経済
ローカル企業に対しインダストリー4.0の使用が促進される[経済]
(08月30日)
あわせて読みたい
特集
まちづくりひとづくり スペシャル対談 vol.3
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 2/2
特集
活況カンボジア不動産投資 リスクとリターンを見極めた先に映るその正体は? 1/2
注目
オーキデヴィラ:プノンペンの発展する住宅
業界
プロフェッショナリズムが優位性や専門性を示す[不動産]ロス・ウィーブル(2/2)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース