2018年12月7日
――近年の宿泊客の特徴を教えてください
近年は観光客とビジネスマンに分けられます。観光客は中心地の近くのホテルを探し、ホテルのレビューに大きく左右されます。そしてホテルのサービス、施設に大きな期待を持っています。ビジネスマンのほとんどは平日に宿泊します。彼らは高速インターネットなどの設備に重きを置き、出張の頻度が高いため、観光客に比べてよりホテル選びにこだわりが見られます。サン&ムーンホテルは、お客様の特徴をとても良く理解しているので観光客とビジネスマンのどちらのお客様も多く宿泊されます。
――近年たくさんの中国人がカンボジアを訪れていますが、中国人の宿泊客は増えましたか?またその影響を教えてください
そうですね。最近は中国人の宿泊客がすごく多いです。私達は中国人の増加にしっかりと対応できるように観光省と綿密に連携しています。例えば当ホテルが提供する料理は、西洋の料理とアジアの料理をどちらかを選ぶことができます。そうすることによってより多くのお客様に満足して頂けています。
――次のステップに向けて何か新しく考えていることなどはありますか?
私達はすでにプノンペンにおけるホテルを増やそうとしています。そのためには自分たちの基準を定め、デザインを改善し、イベントを催さなければなりません。それだけでなく見本市に参加したり、海外への売り込み、独自のセールスポイントを見出すなど、ブランディング戦略により多くの投資をしていく予定です。トレンドの変化に適応し続けることが重要で、お客様に高い水準のサービスを提供しなければなりません。今後3年間で姉妹ホテルのサン&ムーンホテル、ザ・ライトをスタートさせる予定です。
――これからの展望をお聞かせください
我々の目標は、世界のホスピタリティ業界において、常に素晴らしい経験を提供するパイオニアであることです。
何をするにしても私達は、当ホテルでの取り組みのすべてにおいてベストを尽くし、信頼できるチームを築き、持続的な業績を上げることで他社との差別化を図り、顧客に期待以上の驚きを届けることを目指しています。私達のビジョンは、お客様に素晴らしい経験を提供することで、カンボジアのホスピタリティ業界に良い影響をもたらすと信じています。