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カンボジア電力庁(EAC)によると、2月1日からプノンペンなど多くの州の電気料金を引き下げる。クメールタイムズが報じた。
EACのイム・ヴィセット長官は27日、「来月初旬に電気料金の新しい価格が発表される予定だ」と述べた。
現在、プノンペン都とタクマオ市では、1キロワットあたりの電気料金は、消費電力が月あたり50キロワット未満の場合の480リエル(0.12ドル)、51キロワット以上200キロワット未満の場合は610リエル(0.15ドル)、201キロワット超の場合は740リエル(0.185ドル)だ。
プノンペン都とタクマオ市には多くの商業や農業、工業を営む企業が集積していることから、電気料金の引き下げにより、競争力の向上が期待されている。
EACの年次報告書によると、カンボジアで生産されるエネルギー量は過去15年間で14.5倍に増加しており、2019年の総エネルギー出力は、2018年の2635メガワットから3282メガワットに増加した。昨年、カンボジア人は1時間あたり1万2015ギガワットのエネルギーを消費しており、前年の9739ギガワットから大きく増加した。