(c)NPO DREAM GIRLS Project
2月17日、イオンモール・プノンペンで第8回ドリーム・ガールズ・デザインコンテストの授賞式が開催された。
このコンテストは、途上国女性の職業訓練、就業支援、女性のエンパワーメントを活動目的とするNPOドリーム・ガールズ・プロジェクトが毎年プノンペンで主催しており、経済的に自立するカンボジア人女性を増やし、貧困問題解決と女性の地位向上を目指すことを目的に開催されている。
コンテストで優勝したノウ・チャンサリンさんは、「このコンテストで舞台に立つのは私の夢でした。いつも人生の中でこうしたことが起きるのを夢見ていた」と述べた。
また、審査員である、カフェ業界で大きなシェアを獲得しているカンボジア発のカフェ、ブラウンコーヒー&ベーカリーのシニアグラフィックデザインエグゼクティブ、スイペン氏は、優勝したノウさんの作品について、「全体の構成が素晴らしい。彼女のデザインに表現されている伝統的なクメールスタイルの曲線には新しさを感じる」と感想を述べた。
なお、来年からは運営団体が、スーリール・プロ&アーツ(Sourire Pro and Arts)に移管される。スーリールのヘアン・ワタイCEOは、2013年に開催された第3回コンテストの3位受賞者で、2016年にデザイン会社を設立している。
<NPOドリーム・ガールズ・プロジェクト>
https://www.jp.dreamgirlsproject.com/