カンボジア労働職業訓練省(MLVT)が主催する全国技能競技大会(国内大会:NSC)が、卓越した労働パフォーマンスの認知促進・高度技術力を有した新しい世代を育成する目的で開催された。ヘン・スアー(Heng Sour)労働職業訓練大臣が開会式を主催し、競技は10月21日から25日までプノンペンの技術職業教育訓練公園で行われる。
この大会は2年に一度開催される。ヘン大臣は、今回の大会が次世代の労働力に必要なスキルの重要性を理解させ、若者や訓練機関、政府が技術や学びの方法を共有できる場になることを強調し、こうした取り組みが国内外の主要投資家を惹きつけることに寄与することを期待した。
同大会には、16の機関から93名の参加者(うち女性12名)が参加し、ITソフトウェア・溶接・WEBデザイン・電気工事・煉瓦積み・グラフィックデザイン・産業オートメーションなどの技能を競う。
優秀者には、金メダルと300万リエル、銀メダルには200万リエル、銅メダルには100万リエルの報奨金が授与されるほか、来年、フィリピンで開催される第14回ASEAN Skills Competition(ASC)でカンボジアを代表することが期待されている。