カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 労働
  • 2020年9月3日
  • カンボジアニュース

労働組合側は最低賃金11ドル以上の引き上げを要求 カンボジア[労働]

20200903
(c)Khmer Times

 労働組合は、労働職業訓練省で開催予定の最低賃金評議会において、最低賃金を11.59ドル引き上げるよう要求する見込みだ。クメールタイムズが報じた。

 労働者運動集団連盟(CUMW)とカンボジア労働総連合(CLC)は8月下旬に、現在の月額最低賃金190ドルの6.1%にあたる11.59ドルの賃上げを提案することで合意した。

 CLC のアト・ソーン会長は、「賃上げ案に関しては、衣料品や履物、ハンドバッグ製造等に従事する労働者のみを対象とする。この賃上げは業界内のインフレと生産性、収益性という3点のみを考慮している」と述べた。

 本来7月に行われるはずの年間最低賃金交渉は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により9月に延期となっていた。

 CUMWのパウ・シナ代表は、「私たちは交渉を必要としている。しかし新型コロナウイルスとEBA離脱により交渉は課題に直面している」と述べている。

関連記事
労働
カンボジアで初のセルフキオスク導入:求職者向けサービスが全国展開へ[労働]
(24日)
労働
カンボジア労働職業訓練省、繊維産業での労働環境改善へ検査強化を発表[労働]
(21日)
労働
カンボジア国家雇用機構(NEA)、2024年に1万人の就職を実現[労働]
(09日)
労働
産業ニーズに応える教育改革へ:カンボジア経済の次なる課題[労働]
(12月19日)
労働
カンボジア労働組合の乱立に懸念 質の向上を重視すべきと大臣が呼びかけ[労働]
(12月03日)
労働
タイ、カンボジア人労働者の就労延長を許可—期限切れ許可証の更新が可能に[労働]
(11月01日)
あわせて読みたい
注目
CDLが労働許可証の取得代行サービスを開始
注目
カンボジア全国技能大会にて、技能五輪金メダリストによる電工デモを初めて実施!
業界
生産性を高める時期、日系企業は今こそ投資を[人材]ホン・チユン (2/2)
業界
日本の投資家はカンボジアの未来や労働状況を見極めるべき[人材]コイッ・ソミエン
労働の最新ニュースランキング
最新ニュース