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カンボジア労働職業訓練省によると、毎月最大1万人のカンボジア人が雇用を求めて海外を訪れるという。
イット・ソムヘーン労働大臣は9月19日、「タイ、マレーシア、韓国、日本、シンガポールなど多くの国に、毎月8000人から1万人のカンボジア人を送っており、斡旋企業は国内に60社以上ある」と話す。
労働及び人権連携センターのエグゼクティブダイレクターは、「しかしそのほとんどが低賃金で、海外労働のメリットを受けられない非熟練労働者だ。加えて彼らは訪問国の言語を話すことができず、搾取や権利侵害のリスクに身を置く」とクメール・タイムズに語り、また、「次の選挙において、政府が国外の投票所設置を拒否したため、海外在住者には投票する機会が減り、帰ってきても時間がかかる」と付け加えた。