カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post  インドのスレシュ・プラブ商工大臣は先週、「インドは、ASEAN諸国との関係を強化する一環として、カンボジアに病院と医科大学を設立する」とインドのメディアに語った。プノンペンポスト紙が報じた。  国営銀行のインド輸出入銀行は、専門医療サービスの需要が高まっているカンボジアにおいて、インドのヘルスケア事業者や教育機関が進出するための資金や投資家の確保に既に重きを置いているという。  スレシュ大臣は、「インドとASEANの経済関係を強化するため、CLMV諸国において複数のプロジェクトを行う予定だ。カンボジアでは病院や医科大学を、ミャンマーでは専門病院数院と教育機関を、またベトナムでは薬局を建設する」と述べたが、詳細については明かさなかっ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年6月2日
      商業省 医療 病院 インド
    • (c)Phnom Penh Post  1990年代初頭に世界的に発生したオレンジの病気により大きな打撃を受けていたバッタンバン州のオレンジが復活を遂げている。プノンペンポスト紙が報じた。  バッタンバン州農業局の副局長は、「数年前の病気によりバッタンバンのオレンジ産業は死に絶えた。しかし専門家の支援、適切な肥料の使用方法などの技術訓練、病気に強い新品種への切替えにより、栽培は徐々に戻ってきた。現在ではより大きなスケールでオレンジを栽培し始めている」と話した。  昨年のオレンジの栽培面積は、2016年の1071ヘクタールから1169ヘクタールに拡大した。バッタンバンオレンジは熟したときの緑色の皮が独特で、農林水産省は2016年、EUの地理的表示(GI)のもと果実のブラン ... [続きを読む]
    • 社会
        2018年6月2日
      農業 バッタンバン州 農林水産省 オレンジ
    • (c)Khmer Times  中国に拠点を置くチヤンシーハイフイユーティリティー社(Jiangxi Haihui Utility Co.,Ltd.)は、プノンペンから95キロ離れたプレイベン州の州都プレイベン市に、300ヘクタール以上の衛星都市を建設すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  同社のユ・フイ・フア社長は5月30日、ソー・ケン内務大臣との会合でこのプロジェクトを明らかにしており、投資額や建設時期については述べていない。  フイ・フア社長は、「このプロジェクトの目標はプレイヴェン市の経済活性だ。同市には住宅地、商業施設、工場、公園などたくさんの選択肢がある。プロジェクトを通して、より多くの投資獲得を願っている」と述べた。  ソー内務大臣は、「この ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年6月1日
      不動産 衛星都市 ソー・ケン プレイベン州
    • (c)Phnom Penh Post  農林水産省は、大規模・小規模農場で農機の使用を促進する政策を実施している。プノンペンポスト紙が報じた。  若者が家族の農場を放棄し、高い給与を求め都会に行くに伴い、地方の農家は労働力不足に直面しているケースが多く見られる。この動きはその問題に対処する役割を果たすと考えられている。  同省は、「コメ産業では90%の農家が農機を使用しているが、他部門は後れをとっており、労働力不足に対応するためにもその数値に追いつく必要がある。農機の導入は、経済が成長し続けるにつれて労働力不足を補う重要な役割を果たすだろう。そのために農林水産省は農業の近代化を促進する政策に取り組んでいる」と述べた。  それと同時に、同省では小規模農家や機械を購入 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年6月1日
      農業 農林水産省 農機 農協
    • (c)Khmer Times  台湾の投資家は、ダイヤモンドアイランドとも呼ばれるプノンペンのコーピッチ地区に新しい建物を1億ドルで建設予定と発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  ギアタワーと名付けられたこの新しい建物は、40階建てで高さは178メートル。ホテル、オフィス、コンドミニアムなどがある。  センチュリー21メコンのチレク・ソクニムCEOは、「コーピッチは水に囲まれ素晴らしい景色を見せている。高層開発のために最適な場所だ」と語った。  国土整備・都市化・建設省によると、カンボジアで承認された建設プロジェクトの合算値は2017年に64億2000万ドルに達し、22.31%の増加となった。
    • 経済
        2018年6月1日
      国土整備・都市化・建設省 不動産業
    • (c)Phnom Penh Post  ポイペット・プノンペン線の復旧は第3段階に入り、29日火曜日に予備試験が開始されたと公共事業運輸省が発表した。この路線はバッタンバンとポーサットを結んでいる。プノンペンポスト紙が報じた。  この路線は7月4日に完了予定であり、166キロメートルまで延びる見込みだ。同省の次官は、「バッタンバンからポーサットへの電車移動は約3.5時間かかる。この列車は時速30~40キロの速度で移動できるだろう。最新の路線が完全に運用されれば、商品を安全かつ低コストで効率良く輸送できる」と述べた。  2010年にカンボジアの鉄道ネットワークの運行及びアップグレードの利権を獲得したロイヤル鉄道のジョン・ガイリー最高経営責任者は、「バッタンバンからポイペッ ... [続きを読む]
    • 社会
        2018年5月31日
      鉄道 公共事業運輸省 ロイヤル鉄道 電車
    • (c)Khmer Times  先週、カンボジアを訪れた韓国の投資家はコンポントム州にある世界遺産、サンボール・プレイ・クックへの投資に関心を示しているという。クメールタイムズ紙が報じた。  サンボール・プレイ・クック遺跡はチェンラ王国の古都であり、昨年7月にユネスコから世界遺産の認定を受けた。  タオン・コン観光大臣は、「韓国の投資家はコンポントム州、特にサンボール・プレイ・クック遺跡に観光客を誘致するために投資することを熱望している。特に韓国人観光客は、文化観光地が好きなのでこれらの投資家は素晴らしい機会を得るだろう」と述べた。  サンボール・プレイ・クック遺跡は290の史跡で構成され、6世紀後半から7世紀初頭にまでその歴史は遡る。都市の遺跡は25平方キロメー ... [続きを読む]
    • 観光
        2018年5月31日
      韓国 タオン・コン コンポントム州
    • (c)Phnom Penh Post  今年からカンボジアで操業を開始したカンボジアエアウェイは、同国の航空交通量の増加に貢献すると期待される第1機「エアバスA319」を所有したことを発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  同社は来月に第2機を迎える予定で、路線の増加に伴い10機を追加する計画だという。  同国の航空業界は近年急速に成長しており、2013年に7機の航空機を持つ2つの航空会社から、現在30機の航空機を持つ7つの航空会社まで数を伸ばした。  カンボジア旅行代理店協会(CATA)のチャイ・シブリン会長は、「王国への航空旅客需要の増加を反映しており、それに伴い同国の観光市場も拡大するだろう。また、外国人観光客の流入が毎年増加するにつれ、観光業界は高品質な ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月31日
      旅客業 航空機 カンボジアエアウェイ
    • (c)Khmer Times  日産は5月28日、新型の多目的スポーツ車(SUV)「テラ」のフィリピンでの販売を発表した。同車両の販売は、4月の中国に続き世界2番目で、2018年度内にはタイとインドネシアで発売する予定。カンボジアや他の東南アジア市場もまもなく続くという。クメールタイムズ紙が報じた。  ラテン語で「地球」を意味するテラは、7人が座れる広々とした中型SUVで、トップクラスのエンジンと運転性能を誇り、都市やオフロードでの走行に最適だという。  テラはタイの日産工場で生産され、東南アジアのSUVや新型車の需要喚起を促すとされる。
    • 経済
        2018年5月30日
      自動車
    • (c)Khmer Times  プノンペンのランドマークの1つ、ヴァタナックキャピタルタワーが5月26日、正式にオープンした。  同タワーは、オフィス、ホテル、レストラン、スーパーマーケット、国際的ブランドが入っている商業複合ビルで、プノンペンのドーンペン区に2012年に完成し、その価値は1億ドル、高さは186mとなる。  落成式でフン・セン首相は、「世界的金融危機の中、地元の不動産業界が低迷した際に、このビルの建設が始まった。この度の完成はカンボジア人がやれば出来るということを表している。カンボジア経済は強固になっているが、さらなる繁栄のため、このような投資がもっと必要になる」と語った。  今年2月には、同タワーの最上階から14フロア内に5つ星ホテル、ローズウッ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月30日
      ヴァタナックキャピタルタワー
    • (c)Khmer Times  カンボジア縫製業協会(GMAC)は、フナン・コンサルティングと協力して縫製業及び製靴業における税務コンプライアンスを強化する。クメール・タイムス紙が報じた。  同社とGMACは先週、この件に関するパートナーシップを締結し、税務関連の問題に関するコンサルティングサービスをGMACの会員である工場に提供する。また、税制と会計に関するトレーニングも行う予定だ。  フナン・コンサルティングのセナカ・フェルナンド会長は、「このパートナーシップの下、GMACの会員がカンボジアの法律、税制、会計基準をより理解する機会を提供する。業界の人的資本を構築する上で重要な役割を果たすだろう」と語った。  現在、GMACには510の衣類工場と59の製靴工場が ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月30日
      縫製業 カンボジア縫製業協会 会計 税金 製靴業 税制
    • (c)Khmer Times  農林水産省は、クラチェ州で13人が農薬による中毒で死亡したことをうけ、すべての農薬の輸入を一時的に禁止した。クメールタイムズ紙が報じた。  声明によると、農林水産省は、農業関係者や専門家を対象に、農薬やそれに含まれる他の化学物質の適正使用に関する研究を行い、今後の事故を防ぐために正しい使用法を農家に教える。また、国境当局は違法農薬の国内流入を阻止する努力をさらに強化し、中毒が発生した場合は直ちに当局に報告するよう国民に求めている。  モンドルキリ州農業局の責任者は、「現在、農業従事者に人々の健康に影響を与える可能性のある強い毒性レベルを避けるため、これらの農薬を安全に使用する方法を伝えている」と語った。  また、カンボジア農業研究開 ... [続きを読む]
    • 社会
        2018年5月29日
      農業 農林水産省 農薬 事故 クラチェ州
    • (c)Khmer Times  閣僚理事会は25日、最低賃金法案と労働法の改正案を承認した。プノンペンポスト紙が報じた。  最低賃金法案の法案は、閣僚理事会で承認される前、労組、雇用主、政府による三者会議で3回議論され、国会の議論でいくつかの条文が削除され、承認された法案はわずか31箇条のみで構成されている。  しかし、カンボジア労働組合連合(CATU)のヤン・ソフォーン会長は、「閣僚評議会に提出される前の、法案の最終版は見ていない」と主張した。また、同氏は、「最終法案は提出前に明らかにされておらず、私たちは心配している。労働者に利益をもたらすことができない内容になっているかもしれない。政府は労働者の権利と利益を考慮してほしい」と語った。
    • 法律
        2018年5月29日
      最低賃金 労働法
    • (c)Khmer Times  25日金曜、閣僚評議会は2つの新しいエネルギープロジェクトを承認した。プレアシアヌーク州にある石炭火力発電所の拡張と、コンポンスプー州での60メガワットの生産能力を持つ太陽光発電所の建設だ。クメールタイムズ紙が報じた。  1つ目のプロジェクトは、プレアシアヌーク州ストゥンハウ地区にある石炭火力発電所で、現在の405メガワットから700メガワットまで出力を拡大することを目指している。この工場はカンボジア・インターナショナル・インベストメント・ディベロップメントグループと、中国に本拠を置くオルドス・ホンジュン電力会社による合弁事業だ。  もう一つのプロジェクトは、コンポンスプー州ウドン地区に80ヘクタール以上の土地を持つ太陽光発電所の建設を計 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月29日
      電力 太陽光発電 発電所 コンポンスプー州 プレアシアヌーク州 石炭火力発電
    • (c)Khmer Times  国際金融公社(IFC)と、ロンドンを拠点とするマーズフード、そしてローカル企業のバッタンバン・ライス・インベストメントは、カンボジアにおける持続可能な農業の実践を促進することを目指し、新たなパートナーシップを結んだ。クメールタイムズ紙が報じた。  この協定に基づき、この3つの事業体は高度な農業技術の採用を支援するために協力する。また、種子の植え付けや、技術・サービスの拡大などにより、気候変動に敏感な農業をより良く改善することを目指している。  公式の発表によれば、このプロジェクトは2025年までに収率の20%増加と、所得の25%増加をもたらすと予想されている。今後3年間で約9000人の小規模農家が、このプログラムによって農業技術や財政に関 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月28日
      農業 コメ
    • (c)Phnom Penh Post  24日から、プノンペンのダイアモンドアイランで150社以上の国内外の建築デザイン会社が集まり、3日間に及ぶ建築・装飾博覧会が行われた。プノンペンポスト紙が報じた。  このイベントは、高いレベルでデザインされた設計と内装の需要が高まっていることに応えて、ICVeX社とカンボジア建築家協会(CSA)の共同で行われた。近年、急速にカンボジア人の生活スタイルが発展する中で、インテリアデザインの新しいアイデア、製品、モデルをもたらす目的で行われた。  国土整備・都市化・建設省の担当責任者は、「このイベントはカンボジアの建設・設計部門に利益をもたらす」と語った。また、カンボジア建築家協会のシン・ソチャート会長は、「このイベントは、デザイン分野 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月28日
      国土整備・都市化・建設省 建設業 インテリア カンボジア建築家協会
    • (c)Phnom Penh Post  アンコールワットは2018年、トリップアドバイザーのトラベラーズチョイス賞を2年連続で受賞した。プノンペンポスト紙が報じた。  同サイトは、旅行者の評価に応じてランク付けをしており、アンコールワットは、4万人を超える高い口コミとともに、5段階における最高評価を受けた。  カンボジア国家観光連盟のホ・バンディー会長は5月23日、「アンコールワット遺跡群は、多くの観光プラットフォームで高い評価を受けている。アンコールワットの世界的な認知度が高くなるにつれ、受賞により大きな恩恵をもたらすはずだ。外国人観光客の急増を願っている」と歓迎した。  2位はスペインのセビリアにあるスペイン広場、3位はアブダビのシェイク・ザイード・グランドモ ... [続きを読む]
    • 観光
        2018年5月27日
      観光客 アンコールワット トリップアドバイザー
    •  イット・ソムヘーン労働大臣は5月22日、在カンボジアタイ大使と面会し、タイにおける非公式のカンボジア人移住労働者の合法化について協議した。プノンペンポスト紙が報じた。  イット大臣は、「両国はタイで働くすべてのカンボジア人が6月までに合法的に移民登録されるよう連携している。タイ政府によると、2017年中頃、タイにいる150万人のカンボジア人移住労働者のうち40万人以上が非公式に就労していた」と述べた。  カンボジア政府は、タイのバンコク、パトゥムターニー県、ラヨーン県にあるセンターを通じ、省庁間の枠を超えて合法化プロセスに取り組むワーキンググループを設立した。
    • 労働
        2018年5月27日
      タイ 労働者 出稼ぎ労働者 イット・ソムヘーン 移民
    • (c)Khmer Times  日本の自動車部品メーカー・卸売業者である三陽パーツ(本社:山口県周南市)代表取締役の坂井圭二氏は、労働職業訓練省長官と会談し、カンボジアで自動車部品の修理工場を設立すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  坂井氏は、「カンボジアでは、中古自動車部品のリサイクルと修理の需要が高い。現在カンボジアで使用されている中古車部品の多くは国際規格に準拠しておらず、事故につながる可能性がある。4年前に初めてカンボジアを来訪した頃から感じており、何とかしようと思った。公害や交通事故減少に繋がるよう自動車整備士を養成している学校と提携し、中古車のリサイクル技術開発を行う」と語った。  長官は、「機械の製造・修理の技能を持つ人材を必要としており、修理セ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年5月26日
      自動車 日本企業 製造業