カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)KHmer Times 今年、ラオス政府がコメ輸出で年間目標値100万トン、という指標を打ち出した。これまでもカンボジア国内外で競争力低下を引き起こしうる障害に見舞われるも、抜本的な克服が未だできておらず、昨年もカンボジア政府のコメ輸出量の100万トンが未達成だった。この発表はカンボジアの新たな脅威となりそうだ。 ラオス政府は、2015年から16年にかけてコメの生産目標として約420万トンを設定している。ラオス国内での消費目的で210万トン、貯蔵目的で4万トン、種苗目的で6万トンの生産も含まれている。達成に向けて、ラオス政府は地元の農家に水稲用で100万ヘクタール、陸稲用で10万ヘクタールの作地面積の増加を奨励している。 これを受け、カンボジアの精米・輸出業界の大 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年3月12日
      貿易 コメ 精米 輸出 ラオス 食料
    •  三菱東京UFJ銀行は27日、子会社であるタイのアユタヤ銀行がカンボジアのマイクロファイナンス機関であるハッタカクセカーの全株式を取得することで合意いたと発表した。  三菱東京UFJ銀行は、これまでに、ベトナムの国営大手銀行への出資、タイの大手商業銀行であるアユタヤ銀行の買収、ミャンマーの民政移管化後で外銀初となる支店の開業、フィリピンの地場主要商業銀行であるセキュリティバンクとの資本・業務提携等、ASEANにおける拠点ネットワークや事業基盤の拡大を行ってきた。  ハッタカクセカーは、カンボジアでマイクロファイナンス業界4位。預金ライセンスも保有し、国内151店舗(2016年末時点)を有し、主に個人事業主の支援に行っている。
    • 日系
        2016年1月28日
      タイ マイクロファイナンス アユタヤ銀行 三菱UFJ銀行 ハッタカクセカー
    • メコン河を渡りカンダール州からプレイベン州・スヴァイリエン州へと繋ぐ最新式のネアックルン橋は、2015年4月の第一週から通行可能となる見込みだ。 総工費9千500万ドルのネアックルン橋は、日本の無償資金援助によって建設されており、完成すれば幅13メートル、高さ37.5メートル、全長5.4キロメートルでカンボジア最大の橋となる見込みだ。 建設には、監督として日本人9人、外国人スタッフ25人、カンボジア人技術者57人、カンボジア人作業員647人が携わっている。 2015年1月14日に予定されている開通式にはフン・セン首相と日本の代表が参加し、コンクリートを流し込んで左右別々に建設していた橋をつなげる予定となっている。橋の建設自体は3月半ばにも完成する見込みで、その後4月 ... [続きを読む]
    • 社会
        2014年12月29日
      つばさ橋 ツバサ橋 ネアックルン橋 物流業 インフラ 首相 カンダール州 プレイベン州 スヴァイリエン州
    •  2015年、国家公務員、法人事業主、労働者などは国家や王室、世界的な祝典などで土日以外で27日間の休日を得る。  2014年10月6日、政府は国家公務員、法人事業主、労働者などの2015年の祝日に関する閣僚会議令を発出した。祝日の詳細は、世界の正月、虐殺政権(ポルポト政権)からの解放の日、ミアック・ボーチア祭(万仏節)、国際婦人の日、カンボジア正月、国際労働者の日(メーデー)、ヴィサック・ボーチア祭(仏誕節)、王室始耕祭、プチュン・バン(万霊日/お盆)、独立記念日、シハモニ国王誕生日祭、水祭り、国際人権の日などである。 本記事は転載の許諾を得て掲載しております。
    • 社会
        2014年10月15日
      祝日
    •  カンボジア政府は26日午後、オーストラリアからカンボジアへこの2014年末までに難民を受け入れる可能性があることに合意する文書に署名した。  このような署名式は通常内務省内で記者会見付きで行われるが、今回は署名のみで記者会見なしで行われた。記者たちはソー・ケーン内務大臣とオーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)移民省大臣を追いかけ質問する事を試みたが、二人は記者に対して口を開くことはなかった。  いずれにせよこれに関する合意では、オーストラリアの難民がカンボジアに来ることを許可することは人道的で、カンボジアにおいて彼らが新しい生活を始めることを意味するという。  カンボジア人権行動委員会(CHRAC)の事務局長スーン・ブンサッ氏はこの事に関し ... [続きを読む]
    • 政治
        2014年9月27日
      オーストラリア 内務省 カンボジア人権行動委員会 CHRAC ソー・ケーン
    •  フン・セン首相は8月4日にウエスタン大学の学生達の前に演説をおこない「カンボジアの大学機関は政治と経済についてのアナリストグループを設置したほうが良い」と発言した。  フン・セン首相は「現在、世界の状況はめまぐるしく変化しているので私たちは色々と検討しなければならない。カンボジア政府は世界の状況を検討しなければならない。カンボジア政府はこの事についてカンボジアの大学からの支援が欲しい。なので、カンボジアの大学は政治と経済についてのアナリストグループを設置したほうが良い」と説明した。  現在、カンボジアの大学には政治と経済についてのアナリストグループが無いが、例えば隣国タイではチュララコン大学や、ダマサストラ大学などにはアナリストグループが設置されている。 (写真: ... [続きを読む]
    • 政治
        2014年8月5日
      教育 フンセン首相 首相 大学
    •  カナダ・ASEANビジネス協議会(CABC)よると、カナダは、ASEAN10か国との自由貿易協定(FTA)の実現可能性調査を開始すると発表した。二国間のFTA議論は2016年から行われている。プノンペンポスト紙が報じた。  CABCは、「ASEANがFTAパートナーの1つとして加わり、二国間の経済統合が更に深まる可能性を認識している。現在検討段階だ」と付け加えた。  今年5月のCABCの報告書によると、ASEANとの二国間貿易協定は、最初の10年間で39億ドル~89億ドルにもなる可能性がある。
    • 経済
        2017年9月16日
      貿易 カナダ 自由貿易協定 FTA
    • (c)Khmer Times  カンボジアの大手通信会社スマート・アクシアタは3月28日、デジタルサービス企業とベンチャー企業向けに500万ドルのベンチャーキャピタルファンドを開始したと発表した。  同社CEOのトーマス・ハント氏は、「近年、カンボジアにおいてデジタル起業家の数は急増しているが、現金と専門知識の両方で投資するファンドはなかった。個々の投資は、各事業の段階、業界、資金需要に応じて2万5000ドルから50万ドルまで変動する予定で、このファンドが、デジタルの第二波になることを期待している」と述べた。  投資の決定から投資後の成長は、運営パートナーであるメコン・ストラテジック・パートナーズ(MSP)によって管理されるといい、有効期間は事業立ち上げから最大5年間。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月30日
      IT スマートアクシアタ トーマス・ハント 投資 スタートアップ企業
    •  カンボジアにおいてビール広告は成長著しい広告分野の一つになっていると、プノンペンポストは報じた。  インドチャイナリサーチ社によると、カンボジアのビール会社の広告費用は去年から2桁成長を遂げ、テレビや印刷広告費は去年19%増加し、330万ドルだったと推測している。  同社でベトナム・カンボジアの市場調査を担当するゼネラルマネージャーは、その数字にはコンサートやスポーツ行事への広告費は含まれておらず、どれほど多くのビール会社が広告に資金を費やしているかを示していると指摘している。  カンボジア人は年間約610万ヘクトリットル、一人につき38.6リットルのビールを飲むという。最大手テレビ局の責任者は、ビールはカンボジアの消費製品の中で最も大きな広告予算を持つと指摘しており、「 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月22日
      インドチャイナリサーチ マーケティング メディア 広告代理店
    •  国際的な輸送・物流会社DSV社は、カンボジアで事業を開始した。プノンペンポスト紙が報じた。  DSV社のウェブサイトによると、同社は昨年UIiワールドワイド社を13.5億ドルで買収し、世界で四番目の貨物利用運送事業者となった。これによりUTi社のカンボジアを含む58カ国の事業を引き継いだ。  DSVカンボジアは、プノンペンにオフィスを構え、主に航空貨物、海上貨物を扱い、倉庫業、通関サービスなども提供する。  カンボジア・タイDSVマネージングダイレクターは、「カンボジアの急激な発展と良好な経済の見通しが、事業の発展を助けるだろう。強力な足掛かりを築くことを楽しみにしている」と語った。
    • 経済
        2017年1月23日
      物流業 DSV 貨物
    •  税務専門家は1月9日、「政府の最新税制では、納税者が税法を遵守しているかどうかを評価し、最も高い評価を受けた人に利益をもたらす」と語った。  昨年12月末、租税総局(GDT)が発表した大臣令では、新しい採点基準と分類システムの概要が説明されており、それによると12の基準があり、各規準に1ポイントから2ポイント、最高評価の納税者には最大20ポイントが付与されるという。この基準には、企業が税務申告と税務アップデートを完了したかどうか、納税申告書を提出して期限内に支払ったかどうか、および必要な経理記録と法的文書がすべて保管されているかどうかが含まれ、集計された得点は、ブロンズは1〜10ポイント、シルバーは11〜15ポイント、ゴールドは16ポイント以上と納税者を3つのカテゴリーに分類する。 ... [続きを読む]
    • 法律
        2017年1月12日
      会計事務所 GDT 税務 法律 租税総局 税法 DFDL
    • (c)Khmer Times  来年5月、プノンペン・ダイアモンドアイランドでカフェに関する博覧会「カフェ&フランチャイズカンボジア2017(Cafe and Franchising Expo for 2017)」が開催される。クメールタイムズ紙が報じた。  博覧会の主催企業の会長補佐によれば、「カンボジアのコーヒー年間需要は1250トンと見積もられているが、現在の国内供給量は年間80トンだ。ベトナムやラオスなどから輸入する必要がある」という。  カンボジアのコーヒー産業はこの数年で急速に成長しており、モンドルキリ州がブームの中心となっている。国際的にも増加する需要に追いつこうとしている最中で、同州では需要を満たすだけの十分な豆量を供給できていない。  現在のモン ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年11月1日
      飲食業 カフェ モンドルキリ コーヒー
    • (c)Phnom Penh Post  求人サイトの「エバージョブス・カンボジア」が1日に発表した調査によると、2016年第2四半期における業界別の雇用規模では金融業界が最も大きいことが分かった。  同調査によれば、毎年、国内の大学卒業生20万人が金融セクターに最初に就職している。ホテルや宿泊業よりも雇用規模が大きく、業界の急速な成長を反映している。  調査結果はエバージョブスのポータルサイトの第2四半期におけるトラフィックに基づいており、サイト上の求人情報と求職者によるウェブ検索を含んでいる。サンプル規模については明かされなかったものの、同社によれば1日あたりの訪問ユーザー数は6500人だ。  4月から6月にかけて最も多かった求人は会計・金融分野からで、特に銀行 ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年8月4日
      大学生 人材 求人サイト エバージョブ カムエド 雇用
    • (c)Fresh News  バッタンバン州で行われた水処理工場の操業開始セレモニーで、カンボジア工業手工芸省大臣が、現在カンボジア都市部の83%以上の住民が清浄な水にアクセスできていると語った。フレッシュニュースが報じた。  同省大臣のチョム・プラシット氏によれば、2012年時点では60.5%だったため、清浄な水へのアクセスは大きく向上している。「55万世帯が綺麗な水で生活をしている。カンボジア政府は、2025年までに全ての都市部居住者に綺麗な水が行き渡ることを目標にしている」と、同大臣は語った。  農村開発省の報告によれば、カンボジアの地方では昨年時点でおよそ50%の人々が清浄な水にアクセスしているという。 本記事は翻訳・翻案権の許諾を得て掲載しております ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年7月23日
      バッタンバン州 農村開発省 工業手工芸省 浄水 上水 チョム・プラシット
    • (c)Phnom Penh Post  フン・セン首相は6月28日、与党カンボジア人民党(CPP)の第65回創立記念日のなかで、「地元や外国からの直接投資により、地元製品の使用が活性化され、雇用の創出と収入の向上をもたらした。経済成長率は7.1%で、1人当たりの収入は年間1301ドルに到達した」と述べ、これまでの成果を強調した。  また、首相は、「1.9%未満にとどまったインフレ率の低さを強調し、外貨準備高は約54億ドルで4ヶ月間の輸入を維持するのに十分な額だ」と話し、「今年最初の5ヶ月間において、関税収入が前年同期比22%増の7億6300万ドルを突破し、税収は21%増の7億800万ドルだった」と付け加えた。
    • 経済
        2016年7月2日
      GDP 経済成長
    • (c)Phnom Penh Post  民間企業の代表者らは昨日、カンボジアの税法が昨今のビジネス状況を反映できていないとして、民間セクター成長のための税制改正を租税総局(General Department of Taxation=GDT)に要求したとプノンペンポスト紙が報じた。  カンボジア商工会議所会頭でありロイヤルグループ会長のキット・メン氏は、「現在の税率は昔に決定されたもので、それ以降一度も改正されていない。税制改正はビジネスや競争力を後押しし、物流における事務処理プロセス簡素化のためにも必要だ」と語った。また同氏は、「ASEAN内での競争に伴う情勢の変化にもカンボジアは対応すべきである」と付け加えた。  GDT総局長のコン・ヴィボル氏は、税制改正の時期が到 ... [続きを読む]
    • 法律
        2016年6月8日
      カンボジア商工会議所 キット・メン ロイヤルグループ gdi 租税総局
    • (c)Phnom Penh Post  21日、スターアライアンスに加盟しているトルコ航空がカンボジアの航空貨物ビジネスへの参入を表明した。トルコ航空は60トンの荷物を取り扱え、プノンペン-イスタンブール間を毎週土曜日に運行する予定だ。  トルコ航空と提携し、航空貨物を取り扱うGSAワンワールド・アビーション社(GSA-One World Aviation Co Ltd)によると、トルコ航空はプノンペン国際空港から外部の空港へ直接貨物便を送付する4番目の航空会社になるという。同社の責任者は、最初は貨物輸送を中心とし、来年中には旅客便への参入を検討するだろうと言ったという。  トルコ航空は7月には、フライチーム系のKマイルやロシア系のエアブリッジ・カーゴへ参入するとみられ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月26日
      空港 飛行機 飛行場 トルコ トルコ航空 イスタンブール