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  • 経済
  • 2016年11月3日
  • カンボジアニュース

カンボジア租税総局が税金管理のアプリを来年ローンチ予定[経済]

 企業の税金支払いの透明性を高めるため、史上初のスマートフォンによる税金管理アプリが、2017年初めにローンチされる。クメールタイムズ紙が報じた。

 アプリは租税総局(GDT)によって開発され、個人が領収書や請求書の写真を撮るとGDTのデータベースにアップロードされ、企業の税金が計算できる。

 GDTのコン・ヴィボル総局長によると、「このアプリはほぼ完成しており、AndroidとiOSのシステムで利用可能になる。GDTは企業コードによって企業を分類し、企業がもし間違って税金を申告した場合、データベース上の領収書や請求書の数と照会するため、税務申告にコミットできる。また、付加価値税(VAT)の支払いも管理が可能だ」と述べた。

 GDTは、アプリを使用するとインセンティブとして、車、薄型テレビやスマートフォンなどの賞品を提供する予定。

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