カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  カンボジアコメ協会(CRF)は精米業者及びコメの輸出業者に対して倫理遵守を求めている。  CRFの責任者は、低品質米を混合して利益を得る悪徳業者による国内消費者や海外マーケットへの被害防止と、消費者からの信頼低下による市場シェアの低下防止を目的として、3つの解決策をクメールタイムズ紙の取材で述べた。  1つ目は低品質米の混合などの非倫理的な行動を防止するためCRFのすべての会員が倫理委員会に参加すること。2つ目はCRFの会員が他の精米業者、供給や輸出業者に対してコメの品質を保証するための規則に署名すること。3つ目は政府に輸出税の低減化を認めてもらうことだ。  2週間前のカンボジア農林水産省の発表によると、上半期のカンボジアのコメ輸出量は前年同期比で6.9%減少している。
    • 経済
        2016年8月23日
      カンボジアコメ協会 コメ CRF カンボジア農林水産省
    •  ウイング専門銀行は、ナショナル・インスティテュート・オブ・ビジネス(NIB)と提携して大学生のキャリア構築の機会を与えるとし、3年間のWiFi、無料のウイングアカウントを提供する。クメールタイムズ紙が報じた。  この取り組みは、学生からのWiFi接続を容易にし、携帯電話のチャージの追加や映画チケットのオンライン購入などためにウィングアカウントの使用を促進することを目的としている。  ウイングのマーケティングディレクターは、今回の提携を通じて、カンボジアの大学生に積極的なアプローチを与えられると語った。
    • 経済
        2017年4月13日
      ウィング専門銀行 ウィング インターネット スマートフォン
    •  10年もの間、土地所有権を巡る紛争を起こしている554世帯の家族を代表し、20人のグループが政府に対して、争いの終結を求める嘆願書を提出した。クメールタイムズ紙が報じた。  ウドンメンチェイ州内にあるこの土地は、かつて村と農地だったという。  グループの代表によると、2007年に政府は経済的土地営業権(Economic Land Concession=ELC、経済土地コンセッションとも呼ばれる)をタイの製糖事業最大手ミトポン・シュガー・グループに付与。その権利は3つの地元企業を通して執行され、この権利により住民は2546ヘクタール以上の農地から立ち退きを強いられた。  この権利は2年前に解消となり、土地は農林水産省に返還されたが、地元の人々は未だに戻ることができておらず、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月23日
      農業 農民 ウドンメンチェイ州 土地紛争
    •  商業省によると、カンボジア商工会議所の海外事業部門設立を可能にする新しいサブ法令が、フン・セン首相が草案に署名した後すぐ、来年にも施行される。クメールタイムズ紙が報じた。  同省の広報官は、「カンボジア商工会議所は、国内すべての州や、またカンボジア欧州商工会議所やカンボジア米国商工会議所のように、海外での駐在員事務所開設を可能にする。事務所開設は、中国や欧州連合(EU)諸国など、カンボジアとの取引がある国を基準とし、この法令が施行されると、海外にある外国企業だけでなく、個々のカンボジア人にも道を開く」と述べた。  カンボジアコメ協会のフン・ラック副会長は、「海外におけるカンボジア商工会議所の設立は絶好のタイミングで、外国企業との連携や、海外でのカンボジア製品のPRが可能になる。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年12月15日
      商業省 カンボジア商工会議所 カンボジアコメ協会 欧州商工会議所 フン・ラック 米国商工会議所
    • (c)Phnom Penh Post  ホームレスと売春婦は、習近平国家主席のカンボジア訪問の際に路上から排除された。プノンペンポスト紙が報じた。  当局は、習近平国家主席のカンボジア訪問に備え、王宮やリバーサイド、ドーンペン区のホームレスと性産業従事者53人以上を、一時的に拘留している。  同地区の管理責任者は、「中国の代表団が来る重要な機会なので、クリーンで美しく見せるために行った」と話した。  このような措置は、2012年のASEAN首脳会議の際にも行われており、医療設備不足など劣悪な環境で知られる拘置所へ人々を送り込む当局に対し、国際的人権団体や国連は非難している。
    • 社会
        2016年10月16日
      中国 事件 習近平 ASEAN首脳会議 ホームレス 売春婦
    • (c)Khmer Times  地元有力不動産会社、ボナ・リアルティのスン・ボナ会長が、カンボジア証券取引所(CSX)に上場する企業の固定資産の鑑定業務を停止していることを明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。  同会長によれば、同社は2012年からCSXへの正式な上場を目指していた。  「CSXはただ動きが非常に遅かった。しかし、同時期に我がグループがCSXから上場の固定資産鑑定についての業務を認められるようになったのは皮肉だ。CSXからの認定のためにこちらが毎年料金を支払うばかりで、株式市場が小さすぎて上場企業からは1社も依頼を受けなかった」と同氏は述べている。  ボナ・リアルティの資産鑑定サービスは、カンボジア中央銀行のほか、国内の商業銀行の85%に利用 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月7日
      不動産業 NBC カンボジア証券取引所 CSX 上場企業 固定資産 ボナ・リアルティ
    • (c)Cambodia Daily  カンボジア中央銀行(NBC)はプチュンバン(カンボジアのお盆)を祝し、プノンペン本部または各州の支店で、破損などにより状態の悪いリエル紙幣を新札に交換するキャンペーンを来週月曜日から金曜日まで行う。  NBCのチア・セレイ総局長は「プチュンバンはカンボジア最大の行事で、パゴダへ行って僧侶にお布施をするのが慣習。新札が最も必要とされるときだ」と述べた。  新札への交換は、銀行やマイクロファイナンス機関などの大口顧客に対するNBCの一般業務のひとつだが、一般市民に向けてのサービス展開は今回が初めてとなる。 本記事は翻訳・翻案権の許諾を得て掲載しております。
    • 社会
        2016年9月24日
      NBC リエル プチュンバン チア・セレイ
    •  カンボジアでの安定したシルク製品の売り上げに対して、技能労働者の不足と安価な輸入製品の影響で既存の国内製品が圧迫されている。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア商業省のマオ・トラ長官によると、政府による伝統的なシルク製品へのテコ入れは一定の成果を挙げているものの、安価なベトナムや中国のシルク製品の利用が大きく進んでいる。  カンボジア国内ではシルクの需要が年間300トンあるのに対し、国内では年間2トンしか生産されておらず、その不足を補うためにシルクの海外輸入が増加している。  また国内で生産されるシルク製品の不足は技能労働者不足も要因である。もともとシルク製品の生産に従事していた地方の女性は、より高い収入が得られる縫製工へ職業転換している。  クメールタイムズ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月23日
      縫製業 商業省 シルク マオ・トラ ベトナム 中国 縫製
    •  韓国とカンボジアは二重課税を回避する租税協定の議論を進めている。プノンペンポスト紙が報じた。  キム・ウンジン在カンボジア韓国大使は4月6日、「今年後半の二国間投資会議後に、租税協定が成立することを期待している。この合意は新しい投資の可能性を最大限に引き出すだろう」と述べた。  租税協定とは、二重課税の排除と脱税の防止などを目的として主権国家の間で締結される協定。カンボジアはすでにシンガポールと中国との租税協定に署名している。  KOTRA(韓国貿易振興機構)プノンペンの副所長は、「租税協定は各国の法人税率には影響を及ぼさないが、カンボジア国内における企業の配当金、利子、源泉徴収税率を14%から10%に引き下げることができる」と述べた。  韓国大使館の統計によると、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月13日
      韓国 租税協定 二重課税 韓国貿易振興機構 kotra 法人税
    • (c)Khmer Times  カンボジア電力庁(EAC)の年次報告書によると、水力発電所への投資により国内の発電量が増加するため、近隣諸国からの電力輸入量は減る見込みだ。クメールタイムズ紙が報じた。  EACの報告書によると、カンボジアの海外からの電力購入は前年と比較して2016年に約25%減少し、2016年国内電力生産量が前年比19.8%上昇したため、今年の電力輸入量は昨年からさらに20%の減少となることが予想されている。  カンボジアには6つの水力発電所と1つの石炭火力発電所があるものの電力は不足しており、2016年にタイから135.5メガワット、ベトナムから277メガワット、ラオスから4メガワットの電力を輸入している。 (さらに…)
    • 経済
        2017年2月4日
      電力 カンボジア電力庁 水力発電所
    •  来年1月1日より、欧州連合(EU)にコメを輸出する際、生産者と輸出業者は新しい原産地証明書を使用する必要があると、商業省の通知により明らかになった。クメールタイムズ紙が報じた。  EUは、カンボジアにとって主要な市場の一つで、武器を除く全ての製品が無関税で輸出することができることになっている。農林水産省のデータによると、カンボジアからのコメの輸出は、今年の最初の10ヶ月で、40万8000トンから42万1000トンに、前年同期比3.3%上昇した。  コメの輸出業者、アムルライス・カンボジアの社長は、「我々の70~80%がEUへの輸出で、今年はこれまでに約4万トンを輸出している。EUはカンボジアの主要市場で、EUから要求があれば、それに従う必要がある」と述べ、同業のブリコ社のCEO ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年12月14日
      商業省 農業 農林水産省 コメ EU 欧州連合 原産地証明
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア国家選挙管理委員会(NEC)によると、新しく始まった選挙人名簿電子登録システムで、1万9000人が重複して登録されていることが分かった。また、有権者のうち約200万人が未登録だという。プノンペンポスト紙が報じた。  NECのスポークスマンは、「有権者登録期間が今月で終了するが、電子リスト上に1万9000件の重複した氏名が登録されている。原因として、ネット環境が悪く、複数回データが送られた等の可能性が考えられる」と話す。  また同氏は、「指紋登録によって重複を発見できた。重複した名前を消去することで問題は解決するだろう。 間違った投票所を割り当てられていた396人については訂正している。選挙法第144条により、意図的に複 ... [続きを読む]
    • 政治
        2016年11月12日
      国家選挙管理委員会 選挙
    •  カンボジア商業省と経済財政省・租税総局が、税金のオンライン登録システムに共同で取り組む方針であると、クメールタイムズ紙が報じた。徴税能力強化と腐敗を絶つことが目的だ。  商業省のソク・ソピアック長官によれば、税登録は来年6月からオンライン方式になる。ソク長官は、「登録の自動化によって情報が常に共有されるため、事業者側が脱税できなくなる。猶予期間である30日以内に納税しなければ、事業登録は無効になる」と話した。  同システムによって、商業省のコンピューター内の情報がオンライン上で租税総局に全て共有される。  NPO法人トランスペアレンシー・インターナショナル のカンボジア代表は、「徴税の効率化と腐敗の防止に繋がるだろう。なぜなら全てのプロセスがオンラインで行われるため、直接 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月10日
      商業省 経済財政省 租税総局 GTS ソク・ソピアック
    • (c)Khmer Times  アジア開発銀行(ADB)の首席エコノミストは、「2030年に起こり得る、後発開発途上国(LDC)からの格上げへの準備として、輸出主導型のカンボジアの経済モデルを再考する必要がある」と提言したクメールタイムズ紙が報じた。  ADB経済研究と地域協力部の主席エコノミスト、ジャヤント・メノン氏は、「世界銀行による、カンボジアの低中所得国への昇格は間違いなく良いニュースだが、数多くの課題もある。カンボジアは輸出主導型の経済成長モデルであり、この昇格により先進国への優先的なアクセスや援助が減少する可能性がある。必ずしもそうとは限らないが、すぐに準備が始まるはずだ」と語った。  カンボジア縫製業協会(GMAC)の事務局長は、8月のクメールタイムズ紙に ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年10月7日
      カンボジア縫製業協会 貿易 経済財政省 世界銀行 開発援助
    • (c)Khmer Times  政府当局者によると、2017年第1四半期の交通事故件数は前年同期と比べて減少したが、道路の利用者には引き続き注意を促した。クメール・タイムズ紙が報じた。  国道安全委員会の声明によると、1月から3月までに983回の交通事故が発生し、489人の死者と1456人の負傷者が発生した。ほとんどの事故はカンダール州とバンテイメンチェイ州、そしてプノンペンで起きている。速度制限を超えた運転が交通事故の最も一般的な原因で、飲酒運転なども重要な要因であるとされる。  先週、同委員会の委員長を務めているソー・ケーン内務相は、「交通事故は減少したが、正直なところまだ不十分だ。さらに減らすための解決策を見つける必要がある」と語った。  また同氏は、都と地 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年4月12日
      バンテイメンチェイ州 交通事故 内務省 ソー・ケーン カンダール州 クメール正月
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン・オートモバイル・カンパニーは、昨日、25台の車両で事業を開始した。プノンペンではタクシーの需要が増えている。プノンペンポスト紙が報じた。  同社ゼネラルマネジャーは、6月までに市場の需要を検証した後、少なくとも65台まで拡大する予定であると述べた。  料金設定は、4000リエル(1ドル)の初乗り料金のほか、走行距離に乗じて4月までは1キロ当たり1300リエル($0.33)、5月には1600リエル($ 0.40)、6月には1800リエル($ 0.46)とする予定だ。  また、同社はハイブリッド専用車のトヨタプリウスを使用し燃料費を削減する。また投資額は明らかにしなかったが、カンボジアビジネス界の著名な投資家から出資 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月23日
      タクシー 旅客業 公共事業運輸省