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  • 経済
  • 2020年12月3日
  • カンボジアニュース

コンポンスプー州に中国系製鉄所が操業 カンボジア[経済]


カンボジアは昨年、4億7719万ドル相当の72万2621トンの鉄鋼を輸入した。

 中国が所有する HongDe Sheng Steel が今月、コンポンスプー州北東部にある製鉄所を操業すると発表した。

 同社によると、現在はプラントの電源が設置され最終的な試運転段階にあり、操業すれば年間50万トンの鉄鋼製品を生産することができるという。

 カンボジア電力公社(EDC)は必要な電力の供給を約束しており、鉱工・エネルギー省の担当高官は、「国内消費のためにスクラップメタルを処理する製鉄所の設立を歓迎する。このプラントにより鉄鋼の輸入は減るだろう」と述べている。

 関税消費税総局のデータによると、カンボジアは今年上半期に5億6590万ドル相当の建築資材を輸入しており、前年の輸入額が15億1000万ドルであることからも遅いペースといえる。

 今年上期の輸入の内訳は、鉄鋼21万7151トン(1億4080万ドル)、セメント68万1817トン(4327万ドル)、建設機械67万2785トン(3億8184万ドル)。

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