(c)Phnom Penh Post
カンボジア国立銀行(NBC)は、食料価格のゆるやかな上昇と、米ドルに対する通貨リエルの安定、原油価格の下落などが影響し上半期のインフレ率が2.5%であることを発表した。プノンペンポストが報じた。
NBCによると、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け輸送機関が混乱したことにより、食料価格は今年の初めから4%程上昇している。
また、石油関連商品やサービス全体では3.5%の下落がみられ、ガソリン価格は昨年下半期の1リットル当たり3650ドルから1リットル当たり2950リエル(0.72ドル)へと下落した。
NBCによれば、通貨リエルは1ドル4,104リエルとなり、前年同時期の1ドル4036リエルと比べて1.6%の上昇となっている。