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アジア開発銀行(ADB)は、地方の中小企業への融資を拡大するため、カンボジアの最大のマイクロファイナンス機関(MFI)であるプラサックに4000万ドルの融資を承認した。クメールタイムズ紙が報じた。
プラサックの副社長は、「我々はシンジケートローンを受け取り、満期は4年になる。現在プラサックの総資産は21億ドルであり、融資ポートフォリオは17億5000万ドル以上、39万3500人以上の借り手がいる」と述べた。
カンボジア国立銀行(NBC)の半期報告書によると、2018年上半期に、地方金融部門は引き続き顕著な成長をみせており、商業銀行やMFIも拡大している。
この報告書に基づいて、MFI部門の貸出ポートフォリオは、2018年上半期に34.8%増の48.5億ドルに達した。年間180万人のカンボジア人が、MFIで融資を受けた。
農業(23.8%)、貿易(18.2%)、物流(4.7%)、建設(4.3%)部門の中小企業家が大半の融資を受けた。