(c)Cambodia Investor Club
カフェ業界で大きなシェアを獲得しているカンボジア発のカフェ、ブラウンコーヒーと、同じくカンボジア全土で高いシェアを誇るタイ発のコーヒーチェーン店、カフェアメィゾンを比較した調査によると、2つの人気カフェの違いが明らかとなった。
カンボジア・インベスター・クラブ(CIC)が発表した調査によると、客単価はブラウンコーヒーが4.84ドルと、カフェアメィゾンの2.98ドルよりやや高価に。ブラウンコーヒーの消費者のち77.6%が店内滞在を好み、持ち帰りを希望する割合はわずか7.5%。対するカフェアメィゾンの消費者は店内滞在が41.4%、持ち帰りが33%という結果になり、それぞれ消費者のスタイルが異なる結果に。
またカフェアメィゾンの消費者は圧倒的に高校生が多いなか、ブラウンコーヒーは主に社会人、特に20-25歳に多く利用されている。更に利用理由としてコーヒーの味が72%、その他カスタマーサービスや店のデザイン性が挙がったブラウンコーヒーに対して、カフェアメィゾンは価格が78%、その他コーヒーの味や店舗の場所が要因となっているようだ。
ブラウンコーヒーは2009年にカンボジアで開業し、その後急速に人気を拡大。現在の店舗数は14店舗と事業を拡大している。カンボジアのコーヒー産業を育て、カンボジア人のライフスタイルを道端のコーヒーから高品質のコーヒーへと変革させたパイオニアである。