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  • 経済
  • 2021年3月16日
  • カンボジアニュース

2月20日市中感染拡大事件でレストランチェーンに多大な犠牲 カンボジア[経済]


(c)KT/ Siv Channa

 ピザカンパニーやクリスピークリームドーナツなどの外食チェーン70店舗を運営するエクスプレスフードグループ(EFG)によると、2月20日に市中で感染拡大した事件の影響などにより、同社の売上高が約80%減少したという。

 この事件は、新型コロナウイルスのPCR検査陽性者である中国人4人が、隔離ホテルから賄賂を使って脱走し引き起こされた。

 同社のゼネラルマネージャーは、「誰もが安全上の懸念から旅行や外食をやめたため、2月下旬の売上はほぼゼロだった」と述べた。同氏によると、売り上げがピークとなる週末でも、1店舗あたり1日100ドルしか売り上げを記録していないという。

 同社は現在約1200人以上の従業員を抱えており、欠員の補充を停止することで雇用を調整している。今月も深刻な影響が予想されることから、一部の店舗を閉鎖するか、運営コストの削減のみに専念するかを来週に決定するという。

 この事件が発生する前、同社は2021年に全国で13店舗を出店する計画だった。

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