(c)The Cambodia Daily
近年のメーター制トゥクトゥクやタクシー配車アプリの登場により、トゥクトゥクドライバーの生活は圧迫されている。カンボジアデイリー紙が報じた。
あるトゥクトゥクのドライバーの一人は、「生活がより難しくなっている。ここ2日間は、一人も顧客が無かった」と嘆いている。
「過去には、1日約25ドルを稼ぐ時期もあったが、今では10ドル以上稼ぐのもやっとだ」と、別のトゥクトゥクドライバーも語る。彼は、この変化について、近年のトゥクトゥクの過剰供給やメーター付きトゥクトゥクの登場を指摘した。
カンボジア最大のトゥクトゥク協会、Independent Democracy of Informal Economy Association (IDEA)の代表は、メーター制トゥクトゥクの急増と、ドライバーの生計能力について懸念を示し、トゥクトゥクドライバーにとって益々厳しくなっていると述べた。また同氏は、メーター制トゥクトゥクが使用する天然ガスはコストを抑えることができ、一般的なトゥクトゥクもメーターを取り付けて対抗すべきと提案した。
800名近くの登録ドライバーと1日700名近くの搭乗者を持つ配車アプリのEXNETタクシー創設者、ダル―・ホア氏は、「今はトゥクトゥクドライバーのビジネスに影響を及ぼしてはいるものの、トゥクトゥクサービスを開拓し、彼らに仕事を与えることができるように計画している」と述べた。
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