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来年5月、プノンペン・ダイアモンドアイランドでカフェに関する博覧会「カフェ&フランチャイズカンボジア2017(Cafe and Franchising Expo for 2017)」が開催される。クメールタイムズ紙が報じた。
博覧会の主催企業の会長補佐によれば、「カンボジアのコーヒー年間需要は1250トンと見積もられているが、現在の国内供給量は年間80トンだ。ベトナムやラオスなどから輸入する必要がある」という。
カンボジアのコーヒー産業はこの数年で急速に成長しており、モンドルキリ州がブームの中心となっている。国際的にも増加する需要に追いつこうとしている最中で、同州では需要を満たすだけの十分な豆量を供給できていない。
現在のモンドルキリコーヒーの市場価格は、1キロあたり2.5ドルで、今後も需要とともに上昇していくと期待されている。
同博覧会の共同主催者は、「カンボジア都市部の若者のライフスタイルは西欧的な方向に変化しつつあり、カンボジアのコーヒー・紅茶市場に寄与する結果となっている」と述べた。