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7月31日、プノンペンで初めて開催されたカンボジア起業家アワードで、4人の起業家が最優秀賞を受賞。政府関係者や地元経済界によって12人の候補者から選ばれた。
優秀起業家賞を受賞したチャン・ブンリャン氏(30)は、地元コーヒーショップ、チェーンブラウンコーヒーのマネージングディレクターであり共同創設者だ。ブラウンは2009年に1店舗目を設立し、11店舗まで成長しており、400人カンボジア人を雇用している。
授賞式で同氏は「外国企業と競争出来る会社を設立したいと思っていた。うまくいけば海外展開もしたい」と語った。
スマートテクノロジー起業家賞を受賞したコーディンゲートの共同創設者兼CEO、ソック・ソピアックモンコル氏は、元々技術的に熟練し、意欲的な学生が自分のノートパソコンを稼ぐプロジェクトから立ち上がったIT企業で、中小企業にWebや携帯アプリケーション開発などのサービスを提供している。
女性起業家賞を受賞したのはの創設者スレート・モンソフィア氏で、2005年に旅行代理店を開業、インバウンドとアウトバウンドのツアーオペレーターをしている。
社会起業家賞を受賞したオールドリームのゼネラルマネージャー、ネフ・ニアリー・パンチャックピセイは、ツアーオペレーターだが、カンボジアの文化、社会、貧困緩和活動を推進するNGOと外国人観光客を繋げることに焦点を当てている。