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  • 2016年6月27日
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観光大臣、欧州観光貿易評議会からの受賞による恩恵に期待[観光]

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(c)Phnom Penh Post

 フン・セン首相は6月22日、「カンボジアは、以前戦争や紛争で有名だったが、今では文化遺産とエコツーリズムで再認識されており、世界的にイメージが変わってきている」と述べた。

 ブカレストに本拠地を置く、欧州観光貿易評議会(European Council on Tourism and Trade=ECTT)は先週、29か国の競合国の中で、「2016年世界最高の観光地」という権威ある賞をカンボジアに授けた。

 受賞式でタオン・コン観光大臣は、「昨年の観光客は2014年より6%増の480万人、収益は30億ドル、観光に纏わる直接雇用は62万人と、健全な成長をしており、2020年までには、観光客700万人、収益50億ドル、雇用者は100万人まで伸びるだろう」と予測している。

 タオン大臣によると、「これまで、ECTTの受賞国に欧州からの観光客が大幅に増えており、国際的評価が観光部門の成長に効果的だ。」と話し、カンボジアはこの一年間、トリップアドバイザーやワールドトラベルフェア(WTF)で、36カ国中「ベスト・文化遺産観光地」のタイトルを獲得している。

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