カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2017年5月13日
  • カンボジアニュース

世界経済フォーラムASEAN会議 前会合で日本企業の関係者が揃う カンボジア[経済]

 5月10日、世界経済フォーラム(WEF)の前会合に日本の銀行や大手企業、JICAの関係者が参加した。クメールタイムズ紙が報じた。

 前会合での講演において、みずほ銀行の責任者は、「高品質なインフラが外国直接投資を誘致し、ASEANの持続的な経済成長の鍵となる」と述べ、「ASENA地域は、インフラ整備を優先する必要がある。これは、地域の連結性と長期的な質の向上を促進し、外国直接投資を引きつけ、世界貿易相手国としてのASEANの役割を支える」と付け加えた。

 堀之内秀久駐カンボジア日本国大使は、「質の高いインフラを通じ、国際ネットワークをさらに向上させるため、日本は技術や経験を喜んでASEANへ提供する。パートナーシップの拡大を通じて持続的な経済成長を引き続き支援し、人材育成を通じて制度構築にも貢献する」と述べた。

 国際協力機構(JICA)と国際通貨基金(IMF)の2011年の共同調査によると、カンボジアは外国投資誘致を継続するため、2020年までにインフラ整備に130億ドル以上を要するという。

関連記事
統計
ADB、カンボジア成長率を5.8%に下方修正──米国関税でさらに悪化の可能性も[統計]
(10日)
統計
カンボジアのサービス業GDP比率、ASEANで最低水準に[統計]
(03月25日)
経済
カンボジア、DHL貿易成長ランキングで世界8位に躍進[経済]
(03月20日)
経済
ACARの会計規制、企業に過度な負担か──ACARが会計文化の重要性を強調[経済]
(03月19日)
経済
カンボジア国立銀行、電子申請システム「CamDX」導入 – 通貨両替ライセンス手続きが簡素化[経済]
(03月14日)
経済
カンボジア主要銀行の経費比率、5年間停滞 – 利益圧迫の実態[経済]
(03月14日)
あわせて読みたい
特集
WILLONE BUILDING 遂にオープン!
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(4/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(3/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(2/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(1/4)
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース