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イオンモールにあるスターバックスのオープンにより、カンボジア人の人気が集中し、他のカフェを追い出すと噂があったが、それは杞憂だったようだ。
イギリス資本のコスタ・コーヒーの責任者は、「コスタ・コーヒーの客層は25~40歳のグループが多いが、一方プノンペンで最も有名なカフェチェーンの1つであるブラウンの客層は25歳未満で、商品もラテやフラッペなど若い顧客をターゲットにしている」と、地元資本と外資の顧客層の違いを挙げた。
スターバックス・カンボジアのゼネラルマネージャーは、「今年の末には、ボンケンコン地区への出店計画があり、将来的に地方展開も視野に入れている」とクメール・タイムズ紙に語っているが、コスタ・コーヒーの運用責任者は、「スターバックスが全てのカフェを飲込むという懸念は見当違いだった」と述べ、「ローカルか外資かの違いではなく、仕事や友人と居る時に快適で十分なスペースがあることが重要だ」と付け加えた。
食品デリバリー会社の共同創設者、マクシム・ロスバーガー氏は、「国内のファストフード部門は驚異的に成長しており、食べ物の注文は外資飲食店が多いが、飲み物の注文はローカルも外資も同じくらいだ」と話す。