カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

STAFF VOICE

(2015/9発刊3号より)

日本人と働くことは楽しい
もっと仕事を覚えてお店を大きくしたいです
age21
イルヴリール
コム・チャンティア
1994年生まれ。21歳。プレイヴェン州出身。日本語教師をしていた叔父の紹介で1年程前から、学校へ通いながらiL BRiLLEで働いている。現在は日本語と日本流の接客、マッサージを学び、フェイシャル、ボディ全てのメニューの施術を行っている。最近では彼女指名のお客様もついて、メキメキ腕を上げている。

親戚のおじから、イルヴリールの商品を紹介してもらったことがきっかけで 働くことが決まったチャンティアさん。彼女がどんな思いを持って日系企業で働いているのかお聞きしました。

使ってみて驚いた美白効果のある石鹸

 「このお店で働く前はもっとお肌が黒かったんです」と嬉しそうに話すチャンティアさん。親戚の叔父からホワイトラビットの石鹸を教えてもらった事がきっかけで初めてイルブリールを知った。その後、自分で実際に試してみて、その効き目に驚いたという。

 「お肌が少し白くなったので、本当に驚きました。もっとイルヴリールの商品の事を知りたい、また、たくさんの人に知って欲しいという気持ちが強くなり、入社することにしました。」

 チャンティアさんは他の会社での就業経験がなかったが、その事が幸いしてかイルヴリールにすぐに馴染むことが出来た。

 「日系企業で働くことに関しては特に抵抗がなかったですが、周りの友達から、日本人はよく働き仕事に対して厳しいと聞いていたので、日本人がどのように働くのか気になっていました。ドキドキして働き始めたのを覚えています。実際に働いてみて思ったことは、イメージと全然違い日本人の上司が全然怖くないことです。一度も怒られたことはありませんし、上司は冗談が大好きなので、いつも楽しい職場です。」

難しい試験を乗り越える

 イルヴリールに入って初めの数ヶ月は研修期間である。フェイシャル・ボディマッサージの基礎を学ぶ他、身体や肌の仕組みや、お客様への挨拶の仕方、コミュニケーション等、基本的な接客技術も徹底して学ぶ。

 「特にフェイシャルマッサージはとても難しかったです。でも、先生が辛抱強く教えて下さったので、それに応えたいなと思い私も必死で頑張りました。本当に泣きたくなる時もありましたが、先生のおかけでなんとか無事合格することが出来ました。」

 その後、それぞれの試験を行い、合格すれば実際にお客様に対して施術を行うことが出来る。また、施術だけでなく身体の構造等の基礎から学ぶ為、合格に要する時間は最低でも3ヶ月だという。結局チャンティアさんは2回目の試験で合格することが出来た。

お客様に褒められた時が一番嬉しい

 カンボジアではまだまだお肌に関する基礎的な知識が浸透しておらず、特にカンボジアのお客様からは、お肌に関連する相談を受けることが多いという。その時は勉強してきた知識が役に立つ。「お客さんがお肌の事や健康の事で悩んでいる時は、自分の勉強した知識が役に立つことがあるので、その時はとても嬉しいです。」

 お客様がたくさんいて忙しい時の方が、楽しくてやりがいを感じるというチャンティアさん。最近ではそんなチャンティアさんを指名するお客様もできはじめ、ますます自信がついてきた。良いサービスを提供してお客様から褒められる時や、彼女を指名するお客様が来てくれた時が一番嬉しいと言う。

人間的にも成長を実感できる仕事環境

 仕事をする上で難しいと感じたり、つらいと思ったことはない。入社してもうすぐ1年になるが、今ではマッサージだけではなく、コスメ商品の販売やメール・電話での顧客のフォローアップ等色々な仕事を任せてもらえるようになった。仕事の幅は多岐に渡り、その分覚えることが多く大変だが、新しいことに挑戦することは好きだという。

 「わからないことが出てきてもボスに聞くと一つ一つ丁寧に教えてくれるので、難しいことはありません。どんどん新しい仕事を覚えて、お店に貢献したいです。」手際の良さと仕事に対する姿勢は日本人マネージャーからの評価も高い。

 以前、個人的に悩んでいたことがあり、良い表情でお客様と接することが出来なかった時期があった。「自分が全然仕事に集中していなかった時にも、怒らずに叱ってくれた事が嬉しかったです。その後反省することが出来ました。」仕事を通じて、技術面だけではなく人間的に成長できる職場環境であるため、楽しく続けることができるという。

将来はマネージャーになりたい

 チャンティアさんの将来の夢は観光ガイドになることだが、イルヴリールでの目標は、お店を大きくしてマネージャーになること。その為にはまだまだ覚えなければならないことが多い。

 「今でもまだまだですが、英語が全然話せなかったので、お客さんときちんと話せるのか心配でした。嬉しいことにイルヴリールには、日本人やカンボジア人の他、外国人の方がたくさん来てくださるので、今ではかなり上達してスムーズにコミュニケーションを取れていると思います。ただ、商品の説明をするのはまだまだ難しいので、日々勉強です。」

 外国人のお客様にイルヴリールの素晴らしさを知ってほしいのだという。英語力も日々着実に身につき、今では自信を持って外国人と会話をすることが出来る。
 「もっともっと仕事を覚えて、2.3年後にはもっとたくさんのお客様に来てもらえるようにお店を大きくしたいです。その時にはマネージャーになって、スタッフの管理や、マーケティング、会計等の仕事にも挑戦したいです。」
 色々な事に興味を持つチャンティアさんの将来が非常に楽しみである。

一緒に働く日本人のコメント
Comment by a Japanese Collegue
Salon Manager
Chief Therapist
小田島 陽子
Odajima Yoko
約1年前、チャンティアが面接に来たときのことをはっきり覚えています。他にも数名一緒に面接をしましたが、とても明るく快活な印象を受けたので採用を決めました。初めは慣れないことばかりで、大変だったと思いますが、好奇心旺盛で真面目に仕事に取り組んでくれました。ある日、私が休憩なく仕事していたら、帰りがけにそっと「笑顔でがんばって!」と英語で書いたメモを残してくれた時、彼女の優しさを感じました。マッサージはすべてのメニューができるようになり、沢山のお客様に接するようになると経験値が上がり、自信もついてきます。まだ若いですから壁に当たることもあると思いますが、持ち前の明るさで乗り越えていって欲しいですね。彼女のように自分の技術でお客様に喜んでもらえることを仕事にできるカンボジア人女性が増えてくれるように私自身も取り組んでいきたいと思います!

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