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  • 2017年3月22日
  • カンボジアニュース

香港の東亜銀行 カンボジア最大手MFIのプラサックを買収[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 香港最大の華人資本銀行である東亜銀行(BEA)と、スリランカのスリランカオリックスリース(LOLC)は、カンボジアの最大のマイクロファイナンス機関(MFI)であるプラサックの資産の大部分を共同で取得したと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。

 合弁会社のリリースによると、BEAとLOLCは、ドラゴン・キャピタル・グループ、ベルギー・インベストメント・カンパニー・オブ・ディベロップリング・カンパニー(BIO)およびオランダ開発金融公庫が所有する少数株主持分を購入し、この買収により、LOLCの既存保有額は22%から70%に増加し、BEAは21%を保有、プラサックは残りの9%の株式を保有することになる。

 また、プラサックはカンボジア最大の預金業務も可能なMFIで、資産13億ドル、預金額は6億6000万ドルに上り、この買収により、商業銀行化への道を開く助けとなるという。



 一方、取引額についてはスリランカのメディアが1億8600万ドルと報じたが、カンボジア国立銀行(NBC)からの買収の確認は取れていない。

 プラサックのシム・セナチートCEOは、「BEAは戦略的投資家であり、カンボジアの持続的な経済発展と金融包摂にさらに貢献する」と述べ、BEAのデイヴィッド・リー会長兼CEOは、「この協定により、カンボジアにおける金融グループの第一歩を踏み出す。プラサックを通じて、東南アジアでのプレゼンスをさらに強化し中国の「一路一帯」から生じるチャンスをより有効に活用する」と述べた。

 カンボジアのMFIは、近年の大規模な合併・買収により国際投資家の関心を集めている。昨年、タイに拠点を置くアユタヤ銀行は、1億4000万ドル以上をかけて地元MFIのハッタカクセカーを買収している。

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