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  • 2016年11月28日
  • カンボジアニュース

分離成立したカンボジア・トボンクムン州、企業進出や開発進まずも今後の計画に期待[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 コンポンチャム州から2013年に分離成立したトボンクムン州だが、企業の進出や土地の開発はまだ進んでいない。

 トボンクムン州知事のプラッチ・チャン氏によれば、州のインフラ整備はほとんど完了しており、行政施設は来年3月ごろに完成予定。雨季の影響で、国道7号線から分岐して州都へと延びる道路の建設は、来年始めから開始予定だ。

 一方で同氏は、「上水道設備と電力網がまだ州都に整っていないため、住民もいないし、開発する民間企業もない。他州と比較して地価は安いため、企業が進出しない原因はそれではない」と話す。

 また、州都に位置する今年2月に開校したヘン・サムリン大学の現在の生徒数は80名で、当初の目標の200名からは程遠い。
同氏は、「州政府の職員300名が州都へ働きに越してくれば、それに伴って更なる人の移動があるだろう。将来的には工場や企業をトボンクムン州へ誘致する計画だ」と語る。

 現地不動産鑑定会社のCEOは、「現時点で重要なことは、潜在的居住民にアピールするための駐車スペースや治安、商業エリアなど、公共サービスの整備だ」とコメントした。

 国土整備・都市化・建設省の担当責任者は、「州都のインフラ整備にかかる費用は10億ドルほどで、多くの人が街に集まってくるだろう。政府は、他州と同様に、この新しい州都への投資に興味のある企業を後押ししている」と話した。

 トボンクムン州は人口90万人で、計6つの群で構成されている。

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