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  • 経済
  • 2016年6月5日
  • カンボジアニュース

ローカル系カフェチェーンのブラウンコーヒー、ゴンチャ事業撤退[経済]

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(c)Phnom Penh Post

 1日、ブラウンコーヒー社のCEO、チャン・ブンレン氏は、台湾系カフェブランド「ゴンチャ」のフランチャイズ店5店舗の閉鎖を発表した。

 ゴンチャは2013年後半にカンボジアでオープンしたが、「売上が当初見込みを割り込んだため撤退を決断した」(チャン氏)とプノンペンポスト紙が報じている。

 自社ブランドの「ブラウンコーヒー」が好調な同社は、今後、外国ブランドのフランチャイズは行わないとし、今後三ヶ月以内に3店舗増やし、年内中に14支店となる見込み。

 2015年3月のファイナンシャルタイムズ紙によると、ブラウンコーヒーグループは2014年度連結決算で年商600万ドル、利益率15~20%と報じている。



 プノンペン都内は世界的コーヒーチェーン店のスターバックスが参入してきたことで競争がさらに激化している。先週、スターバックス2号店がイオンモールにオープンしたことで、同じくイオンモールに出店している英国系のコスタコーヒー、台湾系のチャタイム、オーストラリア系のグロリアジーンズなどと顧客を争奪している。

 クメール料理のレストランチェーンであるパークカフェが発表した統計によると、昨年、プノンペン都内220万人が、1日の外食にかける経済規模は153万ドル、うち朝食81万ドル、昼食72万ドルであるとしている。

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