(c)Phnom Penh Post
シアヌークビル市当局は、クメール語を誤訳やスペルミスして表示されている店の看板391枚を撤去させた。プノンペンポスト紙が報じた。
当局者の1人は、「彼らはクメールを知らないので、グーグルで翻訳した言葉をそのまま使用したのだろう」と述べ、中国語が話せる当局者がおらず、店主との撤去交渉に時間を要したという。
人権団体アドホックの地方コーディネーターは、「中国人経営の印刷会社は、従業員も中国人を雇用する傾向がある。カンボジア人従業員による確認作業を行わない印刷所の運営を認める地方当局にも問題がある。印刷会社のオーナーはグーグル翻訳とクメール語のフォントが装備されていないキーボードを使用して、誤訳とスペルミスの発生を招いた」と述べた。
観光大臣は地方当局に対し、他の関係当局と協力して看板の誤訳やスペルミスの問題を解決するよう指示していた。