今月19日(日)、プノンペンのイオンモールで、カンボジア人女性らが手掛けたデザインのコンテスト、『第7回 ドリーム・ガールズ・デザインコンテスト』が開催された。
同コンテストは、デザインを通じてカンボジア人女性たちの夢の実現を応援する、ドリーム・ガールズ・プロジェクトのメインイベントであり、2010年より毎年開催。カンボジア人女性の地位向上、カンボジアのクリエイティブ産業の機会創出を目的としている。
今年は7歳から35歳に亘る187名、374作品の応募があり、今年のデザインテーマである『アメージングカンボジア』を描いた個性あふれるデザインが寄せられた。同日は上位25名のデザインに対する審査が行われ、会場には審査員やゲストが多く参加し、例年より更に盛大なイベントとなった。
デザイン・クリエイティブ業界に精通するスペシャリストらによる厳重な審査を経て、見事1位に選ばれた作品は、山田アートスクールで学ぶヴァン・ポンル(Van Ponlue)さんの作品。洗練されたデザインが評価を受けた。
また同コンテストの過去受賞者の中には、夢を叶え、現在デザイナーとして活躍する人も多く、同日は過去受賞者がデザインを手掛けたファッションショーも開催された。
また彼女たちのデザインとビジネスを結び付けるため、受賞者には賞金に加え、企業によるデザインの採用および商品化の機会も与えられる。
同プロジェクトに対し、寄付またはボランティアなどの支援方法も可能。詳しくはこちらhttps://www.dreamgirlsproject.com/