今週水曜日、カンボジアと日本は、定期直行便の開設が可能となる二国間航空協定を締結した。この協定は、隈丸優次日本大使とMao Havannallカンボジア民間航空庁マオ・ハーバナル長官によって、カンボジアの外務省おいて調印された。
本協定は、日本とカンボジア間の定期直行便によって安定した移動を可能にし、人的往来や経済交流が促進されることが予想されると、日本の外務省は述べている。
観光省によると、昨年最初の10ヶ月で17万5081人の日本人観光客がカンボジアを訪問している。これは年間訪問者数の約6%にあたる。
カンボジア空港コミュニケーションディレクターのKhek Norinda氏は、「全日空が一番熱心にカンボジアへの直行便就航を検討していた」と述べるとともに、「正式な情報は確認されないが、彼らはテストのために10月から3月中のハイシーズンにフライトの発売をする予定だ」とも語った。
日本航空は、二国間間でチャーター便を運行している唯一のキャリアであり、東京・シェムリアップ間のチャーター便を再開させる予定だ。
日本大使館の黒宮領事は、「定期便は、日本人観光客や毎年約10%増加している約2000人の在留邦人の双方にとって恩恵があるだろう。なぜなら、年間20万人以上の日本人がカンボジアを訪問しているが、そのほとんどはハノイやバンコクを経由しなければなりないからだ」と今週初めに語っていた。