カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  カンボジアタイビジネス評議会(TBCC)によると、カンボジア・タイにおける二国間の貿易総額は、今年上半期は前年比で7%増加し、約41億ドルに達した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアからタイへの輸出額は、前年同期比52%増の6億8500万ドルに達した。一方で、タイからカンボジアへの輸入額は、1%増の34億ドルにとなった。  カンボジアは主にトウモロコシ、キャッサバ、大豆などの農産物を輸出し、タイから機械、電子機器、燃料油、建設資材、化粧品、家電製品を輸入している。  両国は、2020年までに二国間貿易を年間150億ドルに増やすことを目指しているが、昨年は85億ドル未満であり、今年も達成されそうもない。
    • 経済
        2019年8月14日
      タイ 貿易 トウモロコシ
    • (c)Khmer Times  カンボジアは、今年1月から7月までの間に16万7285トンのカシューナッツを輸出した。クメールタイムズ紙が報じた。  コンポントム州のサンボ・プレイ・クック・カシューナッツ協会のオウム・ウオン会長は、「収穫量を増やすための植え付けや収穫の技術に関してほとんどの農民は知識が限られている」と述べ、2017年は約10万4000トンを生産しており、その多くはベトナムに輸出されているという。  生のカシューナッツの価格は、1キログラムあたり1.62ドルから2ドル。加工カシューナッツは、1キログラムあたり約17ドルで販売されている。  農林水産省は3月、カシューナッツの生産に関する研究を担当するワーキンググループを設立し、生産を10倍に増やすと ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年8月14日
      農業 農林水産省 コンポントム州 カシューナッツ
    • (c)Phnom Penh Post  シンガポールを拠点とするフィリップキャピタルグループ傘下のフィリップ銀行は、総資産額第6位のマイクロファイナンス機関であるクレディットと年末までに合併する。  フィリップ銀行はシンガポール系で唯一の商業銀行として2009年にカンボジアで創業し、現在6支店を展開しているが、クレディットを合併することにより1700人の従業員、80~90支店に拡大し、カンボジアで3番目に大きな支店ネットワークを持つ銀行となる。フィリップ銀行は生命保険および損害保険も展開しており、客層の違うクレディットとの合併によって相乗効果も期待される。  フィリップバンクの母体となるフィリップキャピタルグループは1975年に設立され、米国、英国、トルコ、中国、オース ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年8月13日
      商業銀行 フィリップ銀行
    • (c)Khmer Times  亀田製菓と地元企業の菓子メーカーであるリリフードインダストリーとの合弁企業、リリカメダは10日に事業を開始した。クメールタイムズ紙が報じた。  亀田は新事業の51%の持分を保有し、同社の初期資本は約1600万ドル。工場はプノンペン郊外のプーセンチェイ区にあり、米菓やその他のスナックを製造する。  リリカメダのケオ・マム会長によると、工場では年間3000トン、5種類のクラッカーが生産でき、多くは豪州とニュージーランドへの輸出が予定されている。来年1月から生産を開始の予定だ。製品はシアヌークビル自治港を経由し、シンガポールを通過してから最終目的地までに約1か月を要する。    同氏は、「毎日、豪州とニュージーランドに40フィートのコンテナ ... [続きを読む]
    • 日系
        2019年8月12日
      工業手工芸省 製造業 チョム・プラシット
    • (c)Khmer Times  カンボジアのJCインターナショナル航空は、プノンペンとミャンマーの首都ヤンゴンとの直行便をまもなく就航する。クメールタイムズ紙が報じた。  プノンペン-ヤンゴン便の就航は8月15日を予定しており、月曜、木曜、土曜の週3便で運行される。フライトは午前9時にプノンペン国際空港を出発し、午前10時30分頃にヤンゴン国際空港に到着した後、午前11時30分にヤンゴンを出発し、午後2時頃にプノンペンに戻る。  現在、両国間の貿易総額は1000万ドル程度。また、観光省の統計によると、ミャンマー人は昨年2万2500人がカンボジアに訪れている。今回の直行便の運行により、両国間の観光や商業的な結びつきが高まることが期待される。  2014年に設立された ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年8月9日
      直行便 ミャンマー ヤンゴン
    • (c)Khmer Times  カンボジアとスリランカは8日、教育や文化、観光、商業、民間航空の分野で協力することを確認した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアに公式訪問中のスリランカのマイトリーパーラ・シリセナ大統領は、午前中にノロドム・シハモニ国王を表敬訪問した後、午後にフン・セン首相と会談した。  フン・セン氏のアシスタントであるエアン・ソパレット氏によると、スリランカの大統領の訪問目的は教育や文化、観光、商業、民間航空の分野で両国間の関係を強化し、協力を拡大することだったという。また、大統領はカンボジアとスリランカ間の直行便の就航についても要請したという。  これに対しフン・セン首相は、両国間の貿易量が少ないため、貿易の推進はもとより、観光や宗教 ... [続きを読む]
    • 政治
        2019年8月9日
      二国間協定 貿易 スリランカ
    • (c)Khmer Times  国勢調査の予備調査結果によれば、カンボジアの人口は2019年3月3日現在で1528万8489人に達し、2008年から11年間で14.1%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  性別の内訳は、男性が741万8577人、女性が786万9912人。都市別では、プノンペン都が212万9371人と最も多く、全体の13.9%を占めている。次いで、カンダール州119万5547人(7.8%)、プレイベン州105万7428人(6.9%)、シェムリアップ州100万6512人(6.6%)と続く。最も人口が少なかったのはケップ州4万1798人(0.3%)だった。
    • 社会
        2019年8月8日
      ケップ州 人口 シェムリアップ州 カンダール州 プノンペン プレイベン州
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は、来年の祝日を28日から22日に減らすことを決定した。クメールタイムズ紙が報じた。  閣僚会議令によれば、来年から無くなる祝日は、万仏節(ミアック・ボーチア: 旧暦の3月の満月の日)、虐殺政権からの解放の日(1月7日)、国際こどもの日(6月1日)、パリ和平協定の日(10月23日)、そして国際人権デー(12月10日)。これに加えてシハモニ国王誕生日(5月13日~15日)の3日間の祝日を14日のみに変更し、一方でクメール正月を3日間から4日間に延長となる。2020年のカレンダーはこちらから。  閣僚理事会の広報官は変更の目的について、「カンボジアが競争力を持ち、国際的な投資を引き付けるため」と述べた。
    • 社会
        2019年8月8日
      祝日 クメール正月
    • (c)Khmer Times  内務省は6日、海外からの資金を受け取ろうとする者に対して、自身の銀行口座を利用するといった仲介行為を行わないよう国民に注意喚起した。クメールタイムズ紙が報じた。  内務省は、「加害者は、海外から送金した資金を引き出すためにATMカードを貸すよう依頼し、その見返りとして手数料を払うかもしれない。しかし、詐欺や脱税などの犯罪で得られた資金を受け取るために、あなたの銀行口座が使用される可能性がある」と声明を出し、意図せずともマネーロンダリングに関与した場合には犯罪となると警告した。  同省によれば、過去6か月間に約1000万ドルがマネーロンダリングを目的にカンボジアに流入しているという。  フン・セン首相は5日、「マネーロンダリング行為と ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年8月7日
      内務省
    • (c)Khmer Times  カンボジアの唯一の深海港であるシアヌークビル自治港(PAS)の混雑について主要な国際海運会社が懸念している。クメールタイムズ紙が報じた。  先週、ドイツに本拠を置く国際海運会社のハパックロイドは、シアヌークビル自治港のここ数ヶ月の混雑によりフィーダーサービスの所要時間に影響が出ていることから、自社の顧客に対し注意を呼びかけている。また、カンボジアは輸出入の約70%が港を通過している現状から、港の混雑はカンボジアに深刻な影響を及ぼす可能性があると懸念している。  2022年末まで350メートルの拡張工事が日本の支援により進められており、現在の70万TEUから129万TEUにコンテナ処理能力の向上が見込まれているが、それまでの間は混雑が継続す ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年8月6日
      シアヌークビル自治港
    • (c)Khmer Times  今年上半期における航空機の乗客数が大幅に増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアエアポートの母体であるヴァンシ社によると、今年上半期の乗客数は、3つの国際空港を合計して約600万人に上り、前年同期比で15.5%増加した。  これは、プノンペンやシェムリアップ、シアヌークビルの国際空港に発着するすべての国際線と国内線の乗客数を合計した数値で、内訳は、プノンペン空港は15.5%増の300万人、シェムリアップ空港は4.8%増の220万人、シアヌークビル空港は210%増の75万5000人となっている。
    • 経済
        2019年8月6日
      空港
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は今年上半期で153のプロジェクト、投資総額52億ドルを承認した。これは前年同期比48.5%の増加となる。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア開発評議会(CDC)がまとめたデータによると、上半期の総投資額は、観光業が11件のプロジェクトで37億ドル、農業やアグロインダストリー(農業資源を基にした工業)、縫製業などが134件のプロジェクトで9億2060万ドル、インフラが3件のプロジェクトで4億2460万ドルとなっている。
    • 経済
        2019年8月2日
      カンボジア開発評議会 直接投資
    • (c)Khmer Times  先週発表されたカンボジア国立銀行の報告書によると、銀行およびマイクロファイナンス部門の総資産は今年上半期に19.2%増加して448億ドルに達した。合計で2367店舗、2228台のATMがある。  また、銀行およびマイクロファイナンス部門の総融資額は約22.4%増加し、277億ドル増加した。融資残高は、銀行部門で215億ドル、マイクロファイナンス業界で62億ドルに達した。  カンボジアには商業銀行44行、専門銀行15行、マイクロファイナンス預金受入機関7機関、マイクロファイナンス機関74機関、および地方金融機関254機関がある。
    • 経済
        2019年8月1日
      カンボジア国立銀行
    • (c)Khmer Times  カンダール州は6月29日、野菜の安全性を証明するための簡易残留農薬検査機能を有した野菜出荷センターを開設した。クメールタイムズ紙が報じた。 この施設は日本からの無償資金協力によって建設され、収穫後の農産物が適切に処理・管理され、簡易検査により安全性が証明されることで、農家は付加価値がついた値段で農産物を販売されるとともに、消費者が安全性を証明された国内産野菜を購入することができるようになることが期待されている。  ヴェイン・サコン農林水産大臣は、「人々は食習慣が変わり、高品質で安全な食品、特に野菜や果物を求めている。ニーズを満たすには、すべての利害関係者が密接に協力することが必要だ」と述べた。
    • 経済
        2019年8月1日
      野菜 カンダール州 ヴェイン・サコン
    • (c)Khmer Times  カンボジア国立銀行(NBC)は、不動産開発業者が購入に提供する住宅ローンの増加傾向に注視している。クメールタイムズ紙が報じた。  NBCの半期決算説明会でチア・セレイ総局長は、住宅ローンの需要が急増していることについて触れ、「開発業者が提供する住宅ローンは銀行と比べ利子が高いため、購入前によく調べるべきだ」と忠告した。  チア総局長によると、一部の不動産開発業者は自社が提供するローンへ顧客を促すため、頭金の支払いなどの融資条件を不要とするなどの措置をとっているという。  銀行は、信用調査や返済能力を確認した上で、最低でも30%の前払金を要求しており、金利は7%から12%で融資している。一方で、開発者業者が提供するローンは、一般的に返 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年7月31日
      不動産業 カンボジア国立銀行
    • (c)Khmer Times  スヴァイリエン州で30日、縫製工を乗せたトラックが横転し、2人が死亡、31人が負傷した。クメールタイムズ紙が報じた。  労働職業訓練省によると、事故は午前7時頃、労働者が工場に向かう途中で発生し、乗車していた33人の縫製工が被害にあったという。州当局や国家社会保障基金(NSSF)職員が、被害者の支援のために事故現場に駆けつけたという。  被害者からの証言によると、運転手がオートバイ運転手を避けようとしたときに転倒したという。ある被害者は、「運転手はとても不注意で、非常に速く運転していました。彼は運転助手ですが、今日は彼が運転していました。彼が運転していることを前もって知っていたならば、私はトラックに乗らなかったでしょう」と話した。 ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年7月31日
      労働職業訓練省 労働者 国家社会保障基金 事故 スヴァイリエン州
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は29日、カンボジア人労働者は専門知識が不足していることを理由に、国内における中国人労働者の必要性を主張した。クメールタイムズ紙が報じた。  フン・セン首相は建設中のスポーツ施設を視察中、「カンボジアで働く中国人は雇用が許可されており、彼らの専門知識は開発プロジェクトに必要だ」と述べた。首相が視察したスポーツ施設は、2023年には東南アジア競技大会が開催されるカンボジア初の近代的な多目的国際標準スポーツ施設。  首相は、「なぜカンボジアで中国人労働者が働いているのか。それは私達には十分な労働者がいないためであり、技術的な専門知識も欠いているからだ。カンボジアの労働者たちがこの種の建物を作るのに十分な能力を持っていない」と述べ ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年7月30日
      建設業 労働者 プレアシアヌーク州
    • (c)Khmer Times  カンボジア国立銀行(NBC)の報告書によると、今年の経済成長はこれまでのところ力強さを維持しており、経済成長率が2019年に7.1%に達すると予測している。クメールタイムズ紙が報じた。  今年上半期には、製造業は10.5%増、サービス業は6.6%増、農業は1.4%増となった。また、GDPに占める割合は、製造業は36.4%、サービス業39%、農業17%となっている。  また、輸出入総額は、今年上半期に173億ドルに達し、内訳は輸出で68億ドル、輸入で105億ドルに達した。  カンボジアは、旅行用品やその他の繊維製品、衣服や履物、自転車、コメを主に輸出し、主な輸出先は欧州連合33.2%、次いで米国28%、日本7.7%と続く。  ま ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年7月30日
      経済成長 カンボジア国立銀行