カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  切符販売を担当する会社であるアンコール・エンタープライズによると、アンコール遺跡群の観光チケットの販売収入は、2019年上半期で5570万ドルに達し、対前年同期比で9%減少した。クメールタイムズ紙が報じた。  また、販売数は約124万4000人と8%減少しており、観光当局の責任者は、「減少の要因を分析し、よりサービスの質を強化していきたい」と述べた。  売上高の減少の原因について、カンボジア旅行代理店協会会長は、「中国からの航空機の運行便数が減少したことが影響している。一方でシアヌークビルなどの沿岸地域は便数が増加しており、中国人観光客が増加している」と述べた。  シェムリアップでは外国人観光客の国籍別では中国が一番多く、今年上半期 ... [続きを読む]
    • 観光
        2019年7月2日
      中国人 観光業
    • (c)Khmer Times  一部の中国企業が米国の関税を回避するため、シアヌークビル経済特区(SSEZ)を迂回(うかい)輸出の拠点にしている可能性があるとして、カンボジア商業省は、米国からの要請により再調査を行う。クメールタイムズ紙が報じた。  SSEZは、中国の一帯一路政策に沿った中国とカンボジアの国際協力プロジェクトの一つとして、2008年に中国企業により設立され、入居している企業の大半は中国企業だ。  同省広報官は、「6月に調査した時は、中国企業による迂回輸出のための区域利用は無かった。しかし、米国大使館と密接に協力して、さらに別の調査を実施する」と述べた。  SSEZは6月20日、入居する米国向け輸出企業29社は、米国の税関当局によって調査や処罰は受け ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年7月1日
      税金 シアヌークビル経済特区
    • (c)Khmer Times  カンボジア南部のシアヌークビルで発生したビル倒壊事故で、被害者に多額の寄付金が集まっている。クメールタイムズ紙が報じた。  地元コングリマット企業であるロイヤルグループのキット・メン会長が10万ドルの寄付を最初に始め、これまでに被害者に対する寄付金が251万2821ドルが集まっており、死亡した犠牲者の家族には、それぞれ9万ドル以上の資金が支給される予定だ。
    • 社会
        2019年6月28日
      キット・メン 事故 事件
    • (c)Khmer Times  政府は建設業界で広く使用されているアスベスト(石綿)の健康被害について広く周知する。クメールタイムズ紙が報じた。  建設や衣服産業などで働く労働者向けに、アスベストの危険性を説明した小冊子を配布する。この小冊子は、イット・ソムヘーン労働大臣の指示によりワーキングチームが作成した。  同省の労働安全衛生部長は、「カンボジアはアスベストの使用を禁止する法律の制定を計画している」と述べた。  カンボジアは、アスベストの採掘や生産は行っておらず、アスベストが含有する建材などで輸入しており、昨年の調査では、117棟の建物と建材のサンプルの約半数に石綿が使用されていることが判明された。
    • 労働
        2019年6月28日
      建設業 イット・ソムヘーン アスベスト
    • (c)Phnom Penh Post  フン・セン首相は、シアヌークビルで発生した7階建てビルの倒壊事故により辞任したプレアシアヌーク州のユン・ミン前知事の後任として、配置換えが予定されているコンポンチャム州のコーチ・チャムロエウン知事について、「有能な人物」と評した。  コーチ氏の後任に、プレアヴィヒア州知事のウン・チャンダ氏が配置換えされ、またウン氏の後任にはスヴァイリエン州のプラク・ソワン副知事が昇任する。  フン・セン首相は、「コーチ氏は地方行政に精通し、地域住民から尊敬されている。プレアシアヌーク州は彼のような有能な人を必要としている」と述べた。  また、コーチ氏は、「自分の能力の限界まで国民に仕えるよう努力し、任務を果たすことを誓う。人々が安心して暮ら ... [続きを読む]
    • 政治
        2019年6月27日
      プレアシアヌーク州
    • (c)Khmer Times  政府がプレアシアヌーク州に建物品質検査委員会が設立された翌日、ソー・ケーン内務大臣は、5つのプロジェクトが適切な許可無く建設されていることを確認したと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。  この委員会は、建物の技術的側面、規格、安全性について、国土整備・都市化・建設省に報告書を提出する権限を持っている。同州での検査を優先的に実施した後は、国内全域に展開されるとしている。  ソー大臣によると、「プレアシアヌーク州には、政府の許可無く建設が実施されている5つのプロジェクトが発見された」と述べ、「建設現場のすべての管理文書を精査し、しかるべく対処する」と付け加えた。  また、ソー大臣は今回のビル倒壊の件で辞任したユン・ミン前知事について、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月27日
      国土整備・都市化・建設省 建設業 ソー・ケーン プレアシアヌーク州
    • (c)Khmer Times  アジア開発銀行(ADB)は25日、経済を技能主導の経済に移行させるカンボジア政府の努力を支援するため、カンボジアへの6000万ドルの融資を承認した。クメールタイムズ紙が報じた。  公的な職業訓練であるTVET(Technical and Vocational Education and Training)のプログラムは、そのほとんどをサービス業の職業に焦点を当てており、現在の労働市場のニーズ(製造業、建設業、電気、電子分野)を満たしていない。  ADBによると、この融資は、全国の教員養成機関(TTI)の施設や設備を改善し、教員の教育課程とスキルを向上させることにより、産業の多様化と近代化を支援することを目的としており、労働市場のニーズを満 ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年6月26日
      職業訓練 労働者
    • (c)Fresh News  カンボジア南部シアヌークビルで建設中のビルが倒壊した事故による捜索救助活動は、2日半経過した24日午後7時30分で終了した。死亡者28人、負傷者26人となった。フレッシュニュースが報じた。  現地入りしていたフン・セン首相は、記者会見を開き、犠牲者への哀悼の意を表し、捜索救助活動を行った隊員をはじめ、関係者に謝意を述べた。また、今回の事件について遺憾の意を表し、管轄である州政府の責任を指摘した。  建設省と州当局によると、倒壊したビルは建設許可がおりておらず、2度にわたり建設の中止を勧告されていた。崩壊当時、州知事だったユン・ミン氏は、適切に管理できなかった責任を取り、辞任している。  フン・セン首相は、記者団に対し、「すべての建物を ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年6月25日
      シアヌークビル 事故 事件
    • (c)Fresh News  カンボジア南部シアヌークビルで建設中のビルが倒壊した事故で、地元当局者によると23日午前6時の時点で、死者が24人となった。フレッシュニュースが報じた。  死亡者数が24人のうち4人は女性、負傷者数24人のうち2人が女性。フン・セン首相は、現地入りした。  ビルは中国企業が建設しており、8割程度完成した現場に最大で60人の建設作業員らが寝泊まりしていた可能性があることから、がれきの下には多くの作業員らが閉じ込められているとみられ、日本人によって組織されたカンボジア初のレスキュー隊、「RRC711」らによって、夜を徹した救助活動が続いている。  建設中の建物に従業員が住み込む方法は、特に中小規模の建設プロジェクトは全国的に行われていると ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年6月24日
      シアヌークビル 事故 事件
    • (c)Khmer Times  カンボジア証券取引所(CSX)によると、シアヌークビル経済特区(SSEZ)が20日、同社の年次株主総会の場で上場すると発表したという。クメールタイムズ紙が報じた。  SSEZは当初、敷地内の不動産開発のための資金を香港証券取引所で上場して調達すると考えられていた。  敷地面積は11.13平方キロメートルあり、シアヌークビルの海岸から約12キロメートル、シアヌークビル国際空港から3キロメートルの場所に位置する。  SSEZは2008年に中国企業により設立され、シアヌークビル自治港やシアヌークビル国際空港に近接する立地の良さと、海岸沿いのあるシアヌークビル港SEZよりも地価が安いため、投資家にとって実用的な工業地帯として栄えている。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月21日
      カンボジア証券取引所 シアヌークビル経済特区
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン都交通当局によると、道路交通法の訓練に参加した8487人のトゥクトゥク運転手のうち、運転免許試験に合格した人は約3分の1にすぎなかった。プノンペンポスト紙が報じた。  当局は18日現在、首都のトゥクトゥク運転手のうち8487人が無料の道路交通法訓練に参加したが、うち2793人しか運転免許試験に合格していないと述べた。  毎週土曜日に実施される訓練は7月27日で終了する予定だが、関係者によると、トゥクトゥクの運転手に運転許可を取得するため、8月中旬まで延期する計画があるという。  トゥクトゥク運転手の1人は、「運転手の中には訓練に参加した人もいましたが、あまり役に立ちません。登録したいのですが、処理に時間がかかります ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年6月21日
      トゥクトゥク 物流業 運転免許証
    • (c)Khmer Times  租税総局(GDT)は、今年1月から5月までの間に13億ドル以上の税収を集め、前年同期比で28%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  GDTのコン・ヴィボル総局長は、税収額の増加は新技術の採用による徴税制度の近代化の結果だと指摘した。  同氏は、「収入管理の効率を確実にし、政府の設定目標を達成するために、徴収のさらなる効率化する」と述べた。  2018年のGDTによる徴収額は22億ドル近くで、前年比で13.3%増加した。
    • 経済
        2019年6月20日
      税金 コン・ヴィボル 租税総局
    • (c)Phnom Penh Post  中国から自転車生産工場がプノンペンの20ヘクタールの敷地に一部移転し始めている。プノンペンポスト紙が報じた。  現在建設中のこの工場は、中国の自転車サプライヤー、上海ゼネラルスポーツ社のもの。同社は、中国で生産する自転車のほとんどを、米国自転車・部品販売会社のケント・インターナショナル社に販売している。また、ケント社はこれを、ウォルマートやターゲットなどの米国大手小売業者に毎年約300万セットを販売している。  ケント社のアーノルド・カムレー会長は、「カンボジアの工場が急ピッチで建設されれば、来年半ばまでに月5万台を生産できる可能性がある。彼らは中国にある自社工場を約50%から60%縮小するだろう」と語った。  トランプ米大 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月20日
      中国 製造業 自転車
    • (c)Khmer Times  中国当局者は15日、カンポット州のバナナ工場を視察した。クメールタイムズ紙が報じた。  バナナ工場を経営するロングメイト社は、5月に120トンのバナナを中国に出荷した実績を持ち、中国国家品質監督検査検疫総局(AQSIQ)の職員が視察した理由は、出荷量の増加を念頭に置いたものだと見られる。  同社のダイレクターは、「来年には、リュウガン、コショウ、ドラゴンフルーツ、マンゴーを確実に中国へ輸出できるよう、商業省と農林水産省の努力に期待している」と述べた。  農林水産省は、AQSIQとの間でマンゴーとリュウガンの輸出計画をまとめた覚書に調印しているが、出荷できるマンゴーを処理するには、工場でミバエの寄生を管理するための蒸気熱処理システムを ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月19日
      農業 カンポット州 バナナ
    • (c)Khmer Times  ウズベキスタン系の投資会社、Tanncam Investment社は、カンボジアの飲食店と卸売を営むヴァイブカフェ・ホスピタリティ社の65%の株式を取得した。  ヴァイブカフェ・ホスピタリティ社は、ヴァイブの屋号でビーガン料理を提供するカフェをプノンペンとシェムリアップに各1店運営しているほか、バックヤードカフェというカフェを運営している。Tanncamはフランチャイズ機会を加速するために追加の資本を投入する予定だ。  創業者であるエマ・ファウンテン氏は、株式の31%の所有を維持し、継続してCEO職に就く。  Tanncam社は、2017年にインドの大手オンライン薬局であるNetmedsに1000万ドルを投資したほか、昨年3月には、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月19日
      飲食業 卸売業
    • (c)Khmer Times  スヴァイリエン州のバベット市で1500人以上の衣料工場労働者が労働条件の改善を求めストライキをしている。クメールタイムズ紙が報じた。  サンライズライトエンタープライズ社の労働者が署名した請願書によると、1562人の労働者全員が、代表を選出する権利や休日に働く労働者に残業手当を支給する権利などを要求している。  また、工場の生産を10%削減すること、休業中の労働者に対してより寛容であること、健康保険の提供、理由のない解雇を控えることを要求している。  州労働当局責任者によると、同社は労働者のほとんどの要求に同意したものの、マネージャーを解雇し生産を減少させる点には同意しなかったという。
    • 労働
        2019年6月14日
      労働者 工場 製造業 スヴァイリエン州
    • (c)Khmer Times  バイヨンヘリテージホールディンググループは、日本企業と提携して、600トンの有機肥料を出荷する予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。  同社によると、今月からミャンマー、ラオス、ベトナム、マレーシア、フィリピン、日本への出荷が予定​​されているという。同社は13年間、国内向けに有機肥料を販売してきたが、輸出は初めて。  農林水産省によると、同社はカンボジアで最初の肥料輸出許可を受けた会社だという。  同省によると、カンボジアには約100社が肥料を輸入しており、昨年はベトナム、タイ、中国から100万トンの有機化学肥料を輸入している。
    • 経済
        2019年6月13日
      農林水産省
    • (c)Khmer Times  シアヌークビルへの中国人の流入は、近年のカンボジアにとって注目の話題といえる。  シアヌークビルのビーチ沿いで露店を営むチア・ティさん(45歳)は、中国人の流入について尋ねられると笑顔は消えた。彼は、「中国人に貸せる家や土地を持っている人にとってはとても幸せですが、私のような者にとっては非常に心配です」と話す。「中国人がここに来て、私たちの街は完全に変わりました。彼らは泥酔して叫んだり、互いに喧嘩しています」と付け加えた。  チェン・スレアンさん(38歳)は、「中国人が洪水のように来てから、チャイナタウンのようになっています。3年前、ここには中国人はあまり見ませんでしたが、今は街中は中国人しか見ません。西洋料理のレストランは、現在はほとん ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月13日
      中国人 シアヌークビル タオン・コン ソー・ケーン 事件 犯罪
    • (c)Khmer Times  カンボジア開発評議会(CDC)は先週、総投資額6億ドル、11件の開発プロジェクトを承認した。クメールタイムズ紙が報じた。  CDCによれば、承認されたプロジェクトには、プノンペンとコンポンスプー州の製造業と農産物加工業、そしてシアヌークビルの4つ星と5つ星ホテルが含まれている。  カンボジア国立銀行(NBC)の金融安定性報告書(FSR)によると、昨年、海外からの直接投資額(FDI)の41.3%が中国で占めており、次いで韓国(8.1%)、シンガポール(7.3%)、日本(6.4%)と続いている。また、FDIは主に金融業、建設業、製造業に向けられ、FDI全体の34%は金融業で占められた。
    • 経済
        2019年6月11日
      製造業 カンボジア開発評議会