カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  カンボジアの保険業界は目まぐるしく成長し続けており、内部関係者によると保険料は上半期で14%以上伸びている。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア保険協会(IAC)のフイ・ヴァタロ会長は、「保険業界の総保険料は、過去5年、毎年平均35%増え続けている。これは、経済財政省の政策・戦略が効果的に実施されたことによる成長である」と述べた。  今年1月から6月の損害保険の総保険料は、昨年同時期に比べ14.7%高い4930万ドルに上り、生命保険の保険料は昨年同時期より55.3%高い6630万ドルであった。  経済財政省のレポートによると、カンボジアには損害保険会社が13社、生命保険会社が11社、マイクロ保険会社が7社ある。 (さらに& ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年11月8日
      経済財政省
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府と欧州特許庁(EPO)は先週、カンボジアにおいて特許と知的財産に関する意識向上を目指す新たな協定に調印し、連携を強化した。クメールタイムズが報じた。  カンボジア工業手工芸省とEPOは、ドイツ・ミュンヘンのEPO本部で協定に調印し、カンボジアが特許を管理する能力、特許や知的財産に関する文化を促進していくための能力を強化するとした。  協定の下、EPOの専門家が省職員を訓練することになっており、特に学術機関やビジネスにおける特許情報の有用性について理解を深めてもらうことに焦点が当てられる。  チョム・プラシット工業手工芸大臣は、この認証システムは外国投資を誘致するための長期戦略の一環であり、国のイノベーションを後押しする ... [続きを読む]
    • 法律
        2019年11月7日
      工業手工芸省 チョム・プラシット
    • (c)Khmer Times  人権NGOのセントラル(Center for Alliance of Labor and Human Rights=CENTRAL)は、最近のタイからの大規模な移民労働者の流出の要因が、米国による一般特恵関税制度(GSP)の一部停止にあると指摘している。  米国通商代表部(USTR)が先月、タイからの一般特恵関税制度(GSP)を利用した輸入のうち、輸入額約13億ドル相当の573品目(米国関税率表上位8桁ベース)をGSPの対象から除外すると発表した。タイに対する措置は2020年4月25日からだ。USTRは除外理由に関して、タイが国際的に認められている労働者の権利を保護する措置を十分に講じていないため、としている。  同NGOの責任者は、「タ ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年11月7日
      労働者 技能実習生
    • (c)Khmer Times  観光省の最新の報告書によると、中国人観光客の増加の影響を受け、カンボジアを訪れる外国人観光客の数は今年1月から9月までの9ヶ月間で480万人となり、対前年同期で10%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  このうち300万人以上がカンボジアの3つの国際空港のいずれかを利用して訪問しており、その内訳はプノンペン国際空港が150万人(12.7%増)、シェムリアップ国際空港が120万人(10.9%増)、シアヌークビル国際空港が55万人(308%増)だった。  観光省の広報官は、「中国の各都市との直行便の増加の影響だ」と述べ、「観光業は健全な成長を遂げている。観光省は新しい観光商品を開発し、より多くの観光客を引き付けるために努力している」と付け ... [続きを読む]
    • 観光
        2019年11月6日
      観光業 観光省
    • (c)Khmer Times  カールスバーググループ(本拠地、デンマーク)は、アンコールプレミアビールの生産者である現地企業のカンブリュー社の残り株式25%を取得し、完全子会社化した。クメールタイムズ紙が報じた。  カールスバーググループは、2017年にはカンブリュー社の株式75%の株主となっており、27年間にわたるパートナーシップの末に、今回完全子会社化することになった。  カンブリュー社は今年8月、これまでのビールに技術的な改良を加え、アンコールプレミアビールとして販売し、カンボジア人に人気のあるブランドとして定着しており、シアヌークビルには最大1200万ヘクトリットルを生産できる工場を所有している。またギネス、アサヒ、ペプシといった国際的なプレミアムブランドを含 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年11月5日
      製造業
    • (c)Phnom Penh Post  10月30日、カンボジア内務省のソー・ケーン大臣は、ラオスとミャンマーのカウンターパートと会談し、移民労働者の保護の強化について協議した。最大の受入国であるタイに対し、3国(カンボジア、ラオス、ミャンマー)が協力して問題提起するのが狙いだ。プノンペンポスト紙が報じた。  会談はシェムリアップで2日間に渡り開催され、ソー大臣は、「多数の国民が合法または違法にタイへ出稼ぎしているが、滞在中は困難に直面してばかりだったという労働者の声もある。3国の国民は、外国で職を得る権利があり、3国の政府は受入国と協力し労働者を守る義務がある。しかし、これまでタイに対して強い姿勢で出稼ぎ労働者の保護を訴えることができていなかった」と述べた。 (さらに& ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年11月4日
      労働者 ソー・ケーン
    • (c)Khmer Times  かつては静かなビーチタウンであったシアヌークビルは、近年の中国投資により目まぐるしい成長を遂げ、年内に新しいショッピングモールを2つオープン予定である。クメールタイムズが報じた。  来月に開店するフリ・タイムズ・スクエアは、不動産開発会社フリ・リアルエステートとマカオ・香港の投資家が1000万ドルを出資したジョイントベンチャーによって開発されたもので、4階建て1万2000平方メートルのショッピングモールとなる。  一方で、カンボジアの中国系デベロッパー、プリンス・リアルエステートグループは今週、年末までにショッピングモール、プリンス・ファン・ユー・センターをオープン予定であると発表した。テナントには、アディダスやペドロ、スターバックス、コ ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年11月1日
      小売業 ショッピングモール シアヌークビル
    • (c)Khmer Times  国際的なマネーロンダリング(資金洗浄)監視組織、金融活動作業部会(FATF)が先月発表した報告書によると、カンボジアは引き続き「グレー・リスト(非常に脆弱な国)」入りとなっている。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアが今年2月にグレー・リストに追加された後、政府はマネーロンダリング防止(AML)とテロ資金供与対策(CFT)に関する技術的欠陥に対処するための政治的コミットメントを行い、改善に向けて措置を講じていた。しかし、カジノや不動産業に対する監視体制の強化など含んだ行動計画の実施を継続する必要性から、引き続きグレー・リストに追加されたままとなった。 (さらに…)
    • 政治
        2019年11月1日
      カジノ マネーロンダリング
    • (c)Khmer Times  農林水産省によると、カンボジアは今年1月から9月の9ヶ月間に、前年同期に比べ0.5%少ない1万980トンの水産物を輸出した。プノンペンポスト紙が報じた 。  輸出量の内訳は、鮮魚が7000トン(前年同期60トン減)、加工水産物が3980トン(前年同期10トン増)であり、輸出先のほとんどがベトナムとタイだ。  また、漁獲量は、海面漁業が前年同期より250トン多い8万8100トン、内水面漁業が昨年同期より1万4070トン少ない26万2300トンだった。  農林水産省水産局長のエン・チェアサン氏は、輸出量が僅かに減少した理由について、淡水魚の漁獲量減少と国内消費の増加による影響と分析している。 (さらに…)
    • 経済
        2019年10月31日
      養殖業 漁業
    • (c)Khmer Times  カンボジアの不動産会社Vトラストのレポートによると、カンボジアの不動産セクターは今年上半期、住宅・コンドミニアムの市場獲得により堅調な成長を遂げた。クメールタイムズが報じた。  2019年上半期、プノンペンでは82件の建設プロジェクトによる1万3900戸の建設が始まり、内訳は65%(9100戸)が住宅物件、21%(3000戸弱)が店舗物件であった。一方で建設が完了した物件は4600戸だった。また、建設が始まったプロジェクトのうちコンドミニアムは6600戸あり、建設が完了したコンドミニアムは6200戸だった。  Vトラストのリサーチダイレクター、ホム・セイハー氏は、「コンドミニアムの市場は、特に地元のバイヤーによる売上が伸び始めている」と述 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月29日
      不動産業 コンドミニアム カンボジア不動産協会
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は25日に開かれた閣僚会議で、2020年の国家予算に82億3000万ドルを割り当てる予算案を承認した。今年度予算67億ドルと比較し、22.7%増となる。今後は国民議会や上院、ノロドム・シハモニ国王の承認プロセスを経る。クメールタイムズ紙が報じた。  予算案の内訳は、一般管理に約6億2000万ドルが割り当てられ、今年と比較して2%増加すると付け加えたほか、社会問題部門は8.6%増の19.4億ドル、経済部門は10.7%増の18億1000万ドル、防衛や公安に8.3%増の約11億8000万ドル割り当てられている。  フン・セン首相は、「教育や公衆衛生、外交により大きな投資が必要だ」と述べ、オーン・ポーンモニロッット経済財政大臣は、「 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年10月28日
      経済成長 オーン・ポーンモニロッット
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は来年から、公務員や縫製業の最低賃金を引き上げと併せて、給与所得税の納税対象の最低月給額の引き上げを行う。クメールタイムズ紙が報じた。  フン・セン首相は25日の閣僚会議で、「公務員と縫製業等の労働者の最低賃金が引き上げられ、給与所得税を支払う必要がない」と述べた。  公務員の最低賃金は275ドルから293ドルに、教師と医師の最低賃金は300ドルから318ドルに、軍曹の階級を持つ国家警察官の最低賃金は296ドルから314ドルに、軍曹の階級を持つ軍警察官の最低賃金は264ドルから​​295ドルに引き上げる。また、325ドル未満の賃金は給与所得税が免除される。  公共事業運輸省の広報官によると、公務員の賃金は2013年以降 ... [続きを読む]
    • 政治
        2019年10月28日
      給与所得税 最低賃金
    • (c)Phnom Penh Post  22日に公表された最新の「アジア太平洋地域経済見通し」によると、IMF(国際通貨基金)は、今年のカンボジアの経済成長率が7%を維持し、来年には6.8%に落ち着く見込みであると予測した。この予測値はASEAN地域で最も高い。プノンペンポスト紙が報じた。  ベトナムは昨年の7.1%から下降し、今年と来年はともに6.5%になると見込まれている。その他ASEAN諸国の今年と来年の予測値は、インドネシアで5%と5.1%、タイが2.9%と3%、マレーシアが4.5%と4.4%、ミャンマーが6.2%と6.3%、ラオスが6.4%と6.5%、フィリピンが5.7%と6.2%、ブルネイが1.8%と4.7%、シンガポールが0.5%と1%(昨年3.1%)だった。ア ... [続きを読む]
    • 統計
        2019年10月25日
      経済成長
    • (c)Khmer Times  カンボジアにおけるカジノの税収は、2018、19年にそれぞれ5千万ドルに上ったが、今年8月にフン・セン首相が発令したオンライン賭博を禁止する法令の影響により、2020年のカジノ税収は減収となるのではと、今月22日に行われた2020年国家予算に関する会議で経済財政省のオーン・ポーンモニロット大臣が指摘した。クメールタイムズ紙が報じた。  オーン大臣は、法令は悪徳なビジネスの防止と国家の経済安定を意図したものであるとし、「オンライン賭博を除く中国からの投資は国家にとって必要である」と述べた。
    • 経済
        2019年10月24日
      カジノ 税金 経済財政省 オーン・ポーンモニロット
    • (c)Samdech Hun Sen, Cambodian Prime Minister  カンボジア政府は、首都プノンペンのゴミ収集と処分を請け負うシントリ社を買収し、より良い公共サービスを提供するため直接管理すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  フン・セン首相は、プノンペンには収集されないゴミや交通渋滞、駐車場不足の問題があると指摘し、「シントリ社は休日や従業員が休暇中にはゴミが収集せず街中で山積みになる。私たちは同社を買収し、都庁でスタッフ全員を管理する。また、新しいゾーンには入札で業者を決めて割り当てる」と述べた。 (さらに…)
    • 社会
        2019年10月24日
      経済財政省 ゴミ シハヌークビル
    • (c)Khmer Times  カンボジア農林水産省は中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)と北京で、中国へ輸出する農作物について協議した。AQSIQは、中国にコメを輸出したいカンボジア企業40社の審査に入る。   これまでAQSIQによる初回の審査では26社がコメの輸出が承認され、最近では4社がバナナの輸出が承認された。現在はコメ輸出を希望する40社の審査が行う段階で、審査の優先順位の提示を同省に要求している。  また、マンゴーは早ければ来年に中国への輸出が開始する見込みであり、リュウガンや燕の巣の輸出についてもAQSIQと協議が進行中だ。 (さらに…)
    • 経済
        2019年10月23日
      カンボジアコメ協会
    • (c)Khmer Times  国際労働機関(ILO)は、カンボジア国民が2023年までに適切な雇用にアクセスできるようにすべての利害関係者に促した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジアディーセントワークカントリープログラム(DWCP)2019-2023のワークショップが首都プノンペンで昨日開催され、労働組合や権利団体、政府関係者ら150人が雇用問題について議論した。  DWCPでは3つの分野に焦点を当てており、その分野とは雇用促進と持続可能な企業開発、労働安全衛生を含む社会保障の強化、労働者権利の改善だ。  ILOカントリーコーディネーターのタン・ソポーン氏は、「カンボジアの失業率は減少したが、まともな仕事を提供している雇用主は限られている。社会保障の強化 ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年10月22日
      労働職業訓練省
    • (c)Khmer Times  観光省の公式フェイスブックページの投稿によると、サンシャインベイホテル&リゾート(客室数222室、従業員数1500人)は18日にグランドオープンした。    式典にはタオン・コン大臣やプレアシアヌーク州政府、軍警察、商工会議所の役員が出席した。  式典で、親会社センチュリーエンターテインメントのオーナーであるNGマン・ソン氏は、「シアヌークビルは、将来、香港やマカオに引けを取らない存在になるだろう」と述べた。  カンボジアの南西部に位置するプレアシアヌーク州では建設ブームが到来しており、今後数年でさらに幾つかのリゾートホテルが完成される予定だ。
    • 観光
        2019年10月22日
      観光業 ホテル シアヌークビル タオン・コン プレアシアヌーク州
    • (c)Khmer Times  国土整備・都市化・建設省の報告によると、カンボジアの建設投資における今年1月から9月の間の実績数値が軒並み好調だ。クメールタイムズ紙が報じた。  同省により承認された建設プロジェクト数は3433件と前年同期2541件から35%増加、また投資総額は65億ドルと前年同期48億ドルから35%増加した。延床面積は1300万平方メートル以上と、前年同期1070万平方メートルから増加している。  2000年から今年9月末まで累計すると、4万6991件の建設プロジェクトを承認し、総投資額は480億ドルに達したと同省は報告書に記している。
    • 経済
        2019年10月18日
      国土整備・都市化・建設省 建設業
    • (c)Khmer Times  カンボジアでは今年に入りすでに1000人以上の中国人が逮捕されている。クメールタイムズ紙が報じた。  中国大使館は昨日、公式フェイスブックページの中で、「中国とカンボジアの警察官の連携により、オンラインギャンブルや売春、麻薬売買などを犯した1000人以上の中国人を逮捕し、カンボジアから国外追放した」とコメントした。中国公安部は、カンボジア内務省との間に法執行に協力する覚書を今年3月29日に署名している。  最近の国家警察の報告書によると、プノンペンとシアヌークビルにそれぞれ約10万人を含む約25万人の中国人がカンボジアに在住している。
    • 社会
        2019年10月18日
      中国人 事件 犯罪 治安