(c)Khmer Times
カンダール州のレンガ工場の代表者によると、価格は昨年の初めから大幅に上昇せずに安定しているという。クメールタイムズ紙が報じた。
レンガの価格は、2017年初頭に1万個のレンガが180ドルで購入できたが、需要の急増により同年後半までに300ドルに上昇し、昨年3月には400ドルにまで値上がりした。現在は供給が需要に追いついてきたことと、ベトナム産レンガとの価格競争から価格の上昇は止まっている。
同氏は、「需要が高まりから、レンガ工場の所有者の多くは生産を拡大している」と述べ、現在カンボジアにある約300のレンガ工場が、それぞれ1日あたり10万個以上を生産しているという。
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カンダール州は6月29日、野菜の安全性を証明するための簡易残留農薬検査機能を有した野菜出荷センターを開設した。クメールタイムズ紙が報じた。
この施設は日本からの無償資金協力によって建設され、収穫後の農産物が適切に処理・管理され、簡易検査により安全性が証明されることで、農家は付加価値がついた値段で農産物を販売されるとともに、消費者が安全性を証明された国内産野菜を購入することができるようになることが期待されている。
ヴェイン・サコン農林水産大臣は、「人々は食習慣が変わり、高品質で安全な食品、特に野菜や果物を求めている。ニーズを満たすには、すべての利害関係者が密接に協力することが必要だ」と述べた。