カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Khmer Times  米国のオートバイメーカー、ハーレーダビッドソンは、その販売を拡大するため、カンボジアなどアジアに重点を置く計画だという。  同社のマシュー・レバティックCEOは、「2015年の小売販売台数の約12%がアジア太平洋地域によるもので、中国、インド、ベトナムなど既存アジア市場の成長については楽観的であり、現在はカンボジアなどへの参入を考えている」と話す。「アジア太平洋地域には、非常に多くの未開拓市場がある。ブランドへの情熱と可処分所得の増加などが、人々を余暇志向に向かわせる。今後は成長しかないだろう」とアジア太平洋地域がますます重要な地域になると付け加えた。  イタリアのドゥカティやドイツのBMWだけでなく、日本のホンダ、ヤマハ、スズキのハイエ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月16日
      小売業 交通渋滞 道路 バイク 中間所得層 ハーレー
    • (c)Cambodia Daily  カンボジア観光省が、レストランやクラブ、催し物会場などのサービスクオリティをランク付けするシステムについて公表した。同省からの承認により、ランの花3つで評価される。  タオン・コン観光大臣は、「観光業界全体でサービス水準のフレームワークを作るのが目的で、担当局が査定に赴いて採点する。基本基準を満たさない場合は政府からの承認が得られなくなる」と述べた。  世界観光ツーリズム協議会(WTTC)によれば、カンボジアにおいて観光業は政府の経済計画の柱の一つで、GDPの13.5%を占めている。一方でサービスはクオリティを欠いており、世界経済フォーラムのレポートでは144カ国中105位にランキングされている。 本記事は翻訳・翻案権の許 ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年10月5日
      観光業 飲食業 レストラン 観光省 タオン・コン 世界観光ツーリズム協議会
    • (c)Phnom Penh Post  欧米文化の影響により、コメ中心のカンボジアで小麦粉製品の需要が高まっている。  カンボジア商業省の統計では、パン屋の店舗数の増加や焼き菓子の人気で、小麦製品に対する市場の需要は10年間で倍増し、2015年には輸入総額は約1300万ドルであった。  国内の大手小麦粉製粉業であるアジア製粉社の担当は、「生の小麦粉の大半はベトナム、中国、シンガポールから輸入されている」と述べ、小麦粉の卸売業社、ソンポウミース・デポ社は、「需要の伸びはトレジュール、ブレッドトーク、バイヨンベーカリーなどのパン屋チェーン店を含むほぼ全ての見られ、過去5年間と比較した場合、市場は20%増加している」と付け加えた。  ソンポウミース・デポ社はまた、「伝統 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月20日
      商業省 パン屋 小麦粉 製粉業 食品加工業 トレジュール ブレッドトーク バイヨンベーカリー
    •  モバイル決済業者のトゥルーマネー(True Money)とペイアンドゴーSEA(Pay&Go SEA)は先週木曜日、携帯電話利用者のうち金融サービスにアクセスできていないカンボジアの人々を共同で援助すると合意した。  トゥルーマネーのマネージングディレクターである コン・ミアン氏は、「今回の覚書により、携帯電話からの支払いや、全国のトゥルーマネー代理店5000店舗での金銭受け取りが容易になる」と語った。  またコン氏によれば、同社は利用者の送金スピードを高めるためにアンドロイドアプリを開発した。来月にはiPhoneユーザー向けにも同アプリを配信する予定だ。  「電子決済セクターの競争は激しいが、わが社は26社と提携しており、顧客層は増加している」と同氏は語る。  ペ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月1日
      金融業 トゥルーマネー モバイル決済 ペイアンドゴー ABA銀行
    •  カンボジア商工会議所と韓国国際貿易協会(Korea International Trade Association=KITA)は、より多くの韓国人投資家をカンボジアに誘致する提携を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  昨年における二国間の貿易額は、8.12億ドルを達成。 今回調印された覚書では、特に建設業や農業においてその数字を押し上げる予定だという。  カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭は、「韓国人投資家が今後増加するだろう」と話し、「カンボジアの1500万人という人口は依然として小さいが、若い労働力があり、韓国だけでなく他国の投資家にもカンボジアへの投資を促進させるものだ」と説明した。  韓国の投資家の多くは不動産業をターゲットにしているが、現在は農業分野に興 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月11日
      カンボジア商工会議所 貿易 韓国 投資家 輸出 輸入 直接投資 韓国国際貿易協会
    • (c)Phnom Penh Post  昨日、ソック・アン副首相が長い闘病期間の末、北京病院にて66歳で亡くなった。プノンペンポスト紙が報じた。  閣僚幹部によると、葬儀のために政府は国家予算から75万ドルを支出することが明らかになった。  ソック氏は、1950年4月16日にタケオ州で生まれ、教師をしていたが、クメール・ルージュの時代を経てもカンボジアに残り、知識人が粛清される中、生き残った。1980年初めには、クメール・ルージュを追放し設立された新政権で、フン・セン氏と共に外務省で働いた。  ソック氏が果たした最も大きな業績は、カンボジア国営石油公社とアンコール遺跡を管理するアプサラ・オーソリティとの役割である。更には交渉人としても、同氏はクメール・ルージュ裁判 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年3月17日
      タケオ州 ソック・アン プレアヴィヒア寺院
    • (c)Khmer Times  政府はバッタンバン州に地元市民やEU諸国など海外からの観光客を呼び込み、新たな観光スポットを目指し研究を行っている。クメールタイムズ紙は報じた。  バッタンバン州はカンボジア北西部に位置し、タイ国境と面している。州都バッタンバン市には、現在40軒のホテルやゲストハウスが立ち並び、地元市民と外国人にとって人気の観光地になりつつある。  観光省のタオン・コン大臣によると、バッタンバンをハンガリーの協力の元、宿泊施設の設置や交通手段の改善、旅行客への安全、旅行者が騙されないための仕組みといった部分を充実させ、シェムリアップの後に訪れる観光地として発展させる計画だという。  観光省の発表では、2016年カンボジアは前年から5%増の500万人 ... [続きを読む]
    • 観光
        2017年2月3日
      観光業 観光省 シェムリアップ ホテル バッタンバン アンコールワット タオン・コン 宿泊業 ゲストハウス
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は、より多くの投資と観光客を得るために、カンボジアに入国する日本人に対し、3年間のマルチプルビザを提供する。クメールタイムズ紙が報じた。  プノンペン経済特区(PPSEZ)にある日本企業ミネベアの工場開設5周年記念の式典の場でフン・セン首相が話した。中国と韓国には既に同様の決定をしており、その直後のことだった。  フン・セン首相は、「カンボジアでの日本からの投資の増加につながる。そして、東京とプノンペンの直行便の発着に伴い、日本のビジネスマンや観光客の利便性は増すだろう」と述べた。  政府はすでに日本人を対象に最大3年までの短期滞在数次ビザ(一度の滞在期間は30日以内)を提供されているため、今回のフン・セン首相の発言が ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年12月11日
      マルチプルビザ ビザ 日本人 投資家 フン・セン
    • (c)Phnom Penh Post  マレーシア系通信大手アクシアタグループが、カンボジアの通信キャリアであるスマートの持ち株を譲渡することを検討している。通信インフラ拡大や将来的利益のために資本の自由度を上げることが目的。  現在、アクシアタグループはスマート株の92.5%にあたる750万株を所持している。  同グループのCFOによれば、そのうち最大40%を戦略的投資家らへ売却する可能性がある。同氏は、「今回の株式売却はあくまで事業拡大の資金調達の手段として検討されている」と強調した。また、カンボジアの小規模通信会社qp(キューピー)の買収も検討しているという。  スマートはグループの中でも成長率が高く、今年上半期には前年比22%増額の1億2200万ドルの歳入 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月13日
      通信業 スマートアクシアタ 携帯キャリア
    • (c)Khmer Times  日本政府は21日、カンボジア地雷対策センター(CMAC)のバッタンバン州での地雷撤去作業の支援のため、日本地雷処理を支援する会(JMAS)に対して83万ドル以上の資金提供をすることで合意した。クメールタイムズ紙が報じた。  隈丸優二駐カンボジア大使によれば、83万3332ドルの無償資金協力はJMASが主導するCMACの地雷撤去能力育成プロジェクトに使用される予定だ。  JMAS現地代表の柴田幹雄氏は、「JMASはCMAC職員90人を訓練し、地雷除去スキルの向上に貢献する」と述べた。隈丸大使は「カンボジア北西部にはまだ地雷が埋まっている。昨年110人が不発弾によって負傷したとの情報もある」と話した。  在カンボジア日本大使館の声明に ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年9月23日
      ODA バッタンバン 経済援助 地雷 CMAC JMAS
    • (c)Phnom Penh Post  今年始まってから8ヶ月間で、承認済みの商業建設プロジェクトが72億ドルまで増加した。プノンペンの建設ブームと、国土整備・都市化・建設省による審査滞貨の解消が要因となっている。  コンドミニアムセクターに関する同省からの最新の報告書によれば、計72億ドル相当の1753に及ぶ建設計画が承認された。これは、133階建の泰文隆ツイントレードセンターに牽引されている。オフィススペースや宿泊施設などを含む同タワーの建設費用は10億ドルとされ、遊園地ドリームランドの跡地5ヘクタールに建てられる。  もうひとつの成長の牽引要素として、多くの建設計画が承認されたことがあげられる。同省スポークスマンによれば、「今年就任したチア・ソパーラー新建設大臣が ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月9日
      国土整備・都市化・建設省 コンドミニアム チア・ソパーラー
    •  カンボジア政府は、2020年までに毎年700万人の海外旅行客誘致のため、最長3年間の滞在可能にするという。クメールタイムズ紙が報じた。  タオン・コン観光大臣は、「観光客や投資家は2年間か3年間のマルチプルビザを申請することができ、適用するビザに応じて何回でも国内外に移動できる」と述べ、マルチプルビザの申請は9月1日から全ての外国人に適用される。新しいビザの申請料金は明かされなかったが、滞在の長さに応じて価格が異なるという。  現在、カンボジアの観光ビザの場合、ASEAN諸国の人々は2週間から1か月間、欧州連合(EU)と米国の人々は1か月間の滞在が許可されており、ビジネスマンは1か月、3か月、6ヶ月、1年でのビザ更新が可能だ。
    • 観光
        2016年8月19日
      観光客 観光省 観光ビザ マルチプルビザ タオン・コン
    •  カンボジアも本格的に雨季に入った。振り返ればカンボジアは例年より降水量が少なく、地方は干ばつ被害に見舞われた。収穫量が天候に影響される農民もさることながら、農業関連のビジネスを行う投資家においても気が気でなかったかもしれない。  さて、6月に更新した記事は101本でトータル記事数は747本になった。6月のアクセスはどうだったのか? Googleアナリティクスのデータを元にアクセス解析を発表する。  6月は5万PV強と過去最高値だった。ユニークユーザー7600人以上、セッション1万3300以上。雑誌版が5月初旬に発刊されたことによりジワジワと右肩上がりとなっている。雑誌とWEBマガジンの読者ターゲットとは同じだが、それぞれの媒体の特性からこうした傾向になると思 ... [続きを読む]
    • コラム
        2016年7月1日
      カンボジアビジネスパートナーズ
    • (c)Khmer Times  国際協力機構(JICA)は、最近のプノンペンでの洪水を招いた原因である排水管の詰まりを取り除くために、2日間の排水作業を開始する。クメールタイムズ紙が報じた。  10月3日公開された声明では、都庁の助けを借りてワットプノン周辺のパイプの排水作業を行う予定。  プノンペン都は、パイプの内部を分析し、洪水を緩和。排水機能を最大化するためにカメラの調査を実施する。
    • 日系
        2017年10月5日
      JICA 洪水
    • (c)Phnom Penh Post  ウーバー(Uber)の幹部は、カンボジアでの運航開始に関心を示した首相とプノンペン都の関係者にビジネスモデルを説明するために、カンボジア政府を4日に訪問した。プノンペンポスト紙が報じた。  米国に本拠を置く同社は、世界中の570以上の都市で、スマートフォンアプリにより乗客とドライバーを組み合わせる乗車サービスを提供している。  「首相はウーバ―のプロジェクトに対する強い支持を表明し、同社の事業計画について入念に議論を行った」と公共事業運輸省の高官は述べた。  同氏は政府とウーバ―の間で合意は得られておらず、議論はまだ早い段階であることを確認し、カンボジアの乗り物共有モデルをどのように規制するかについて、現在考えていると付け加 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月10日
      タクシー 旅客業 公共事業運輸省 アプリ 運輸業 ウーバー エクスネットタクシー
    • (c)Khmer Times  英国に本拠地を置くベントレー・モーターズ・グループは、カンボジア企業HGBグループと、2月22日よりカンボジアで高級車ベントレーの販売を行うことに合意した。クメールタイムズ紙が報じた。  HGBグループは、これまでにロールス・ロイス、マツダ、フォルクスワーゲン、キアなどの有名自動車を地元に誘致した実績がある。今後はベントレーのコンチネンタルGTやフライングスパー、ベンテイガなど5つのモデルをカンボジアの顧客に提供する予定だ。  HGBグループのヘルフリート・ハーゼノールCEOは、「ベントレー・モーターズ・グループは、品質やデザインの贅沢さ、および生産において世界有数の自動車企業の1つであり、その独占販売代理店になれたことを誇りに思う。カ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月27日
      貿易 自動車 輸入 チョム・プラシット イギリス ベントレー HGBグループ
    •  2月13日発表された年次報告書によると、プノンペン水道公社(PPWSA)の2016年の純利益は、2015年の1400万ドルから10%減の1250万ドルに、売上は5550万ドルから2.7%減の5400万ドルとなった。  PPWSAの8690万株の1株当たり利益は、2015年の655リエル(0.16ドル)に対し、580リエル(0.14ドル)に。配当は4月にされる予定で、配当総額は330万ドル、同日付のカンボジア証券取引所(CSX)の同社の株式は、4100リエルで100リエル上回った。
    • 経済
        2017年2月17日
      カンボジア証券取引所 CSX プノンペン水道公社
    • (c)Khmer Times  カンボジアで最大の日系企業ミネベアは、12月8日、プノンペン経済特区に3軒目の製造工場を開設した。また、同日、同社はカンボジアに進出して5周年を迎えた。クメールタイムズ紙が報じた。  ミネベアの代表取締役、貝沼由久氏は、「国内での拡大は政府による支援のおかげだ。主な市場は高品質の製品を求める中国・日本・米国・欧州で、カンボジアで製造される商品は輸出用だ」と述べた。ミネベア製の主な製品は、マイクロアクチュエータ、ブラシ付DCモーターとパワーブラシレスモーターである。  同社のスーパーバイザーは、「日本の親会社は第3工場に5000万ドルを投資し、3工場全てで約2万人の雇用を創出する。カンボジアから中国と欧州への輸出額は、月額3500~ 400 ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年12月11日
      JETRO 工場 メイ・カリヤン 製造業 フン・セン ミネベア 国家最高経済評議会 岸有里子