(c)Khmer Times
フン・セン首相は、最高裁判所によって解党された救国党は復活しないと語ったものの、野党出身者に対し、来るべき選挙に向け新たな政党を作り出すよう勧めている。クメールタイムズ紙が報じた。
首相は、17日に行われた労働者代表との会合で、カンボジア救国党の復活の噂を受け、最高裁判所が解党命令した同党は復活せず、また改名もないと発言。しかし、「次の選挙で民意を選挙に反映し、民主的に競争するために、偽りの宣伝活動や時間を無駄にするのではなく、新党を結成し選挙に臨むべきだ」と発言した。
(c)Phnom Penh Post
カンボジア最大手銀行のアクレダ銀行は、今年第1四半期の純利益を2819万ドル、前年の3019万ドルからわずかに減少した。プノンペンポスト紙が報じた。
一方、2017年3月末時点での顧客預金残高は29億8000万ドルで引き続き増加しているとし、銀行からの貸出金は29億ドルに達したという。
(c)Khmer Times
アナリストらは、「今年の地方選挙の結果によって、政治における透明性がより増すだろう」と評価した。クメールタイムズ紙が報じた。
独立系政治アナリストのミース・ナイ氏によると、「今回の地方選では、野党救国党(CNRP)がより多くの議席を獲得したが、これが現地の改善にすぐに結びつくかは明らかでない。しかし、CNRPが議席を獲得すると、議員の仕事はより透明性が増す。与党人民党(CPP)がCNRPの首長に圧力をかけたとしても、CNRPに投票した地区の人々が反応するだろう」と述べた。
選挙監視団体NICFEC(Neutral and Impartial Committee for Free and Fair Elections in Cambod ... [続きを読む]
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フン・セン首相は12月14日、東南アジア大会の金メダルの授与式中に、カンボジア当局者への制裁を求めている欧州議会(EP)に対して「関心がない」と述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
欧州委員会と欧州対外行動局は12月14日、カンボジア政府関係者へのビザ発給の制限と資産凍結を正式に決定し、武器以外のすべての産品に対する無税・無枠措置(Everything But Arms)の一時的な停止の検討を発表した。
首相は、「追放された一部の政治家は、EUが与党人民党(CPP)を罰するよう望んでいる。銀行口座を凍結したいならすればいい。私は他の悪い人達とは違い、海外に資金を隠すことはない」と発表している。