カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Khmer Times  マレーシアの信用格付機関RAM(Rating Agency Malaysia)は、グローバル及びASEAN規模におけるカンボジアの格付けについて、「外部経済から衝撃を受けやすい」と指摘した。  RAMは、カンボジア経済の中期的な課題として、政治情勢の悪化と、それに伴う欧米からの資金援助の廃止などを挙げ、「カンボジアは主要野党の解党により、米国やEUからの貿易制裁、及びカンボジア当局者の資産凍結や旅行禁止に対応しなければならない可能性がある」と指摘した。  また、今年の国民議会選挙までの不透明感の中、2017年上半期は外国直接投資案件は30%減少しており、与党に掌握する過剰な権限が国庫を混乱させる可能性があると懸念を示した。  一方ポ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月6日
      経済成長 政情不安
    •  10日、労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は、カンボジア人の研修生が日本で働くことを容易にするため、日本と覚書(MOU)を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア人の研修生が渡航前に専門的知識や経験等を証明しなくても、日本での技術研修を受けることを可能とるもので、イット労働大臣は、「新制度は研修生が日本で働くことを容易にするだろう」と語り、「農業、建設、産業分野において、現在日本には5000人のカンボジア人研修生がいる」と付け加えた。  人権団体セントラルの代表者は、「一部のケースでは、日本でカンボジアからの研修生が酷使されるのではないかと懸念している。彼らは労働者として働くものの、研修生とみなされるため、収入は低くなるだろう」との懸念を見せた。
    • 労働
        2017年7月12日
      労働職業訓練省 労働者 技能実習生 イット・ソムヘーン 日本
    •  カンボジア国家警察は、今年1月起きた交通事故の総件数を304件と記録した。AKP通信が報じた。  304件のうち168人が死亡し、395人が負傷。死亡者のうち125人がバイクを運転し、うち98人はヘルメットを着用していなかった。  カンボジア国家警察よると、交通事故の大きな要因はスピード超過などの交通違反、飲酒運転、睡眠運転、バイクや車の整備不良だという。  昨年2017年には1年間で3531件の交通事故が起き、1780人が死亡、5539人が負傷している。
    • 社会
        2018年2月6日
      交通事故
    •  経済財政省とタイ保険委員会事務局(OIC;Office of Insurance Commission)は、保険セクターの規制を強化するための契約を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。  同省の産業財務担当部長は、「両者が相互に技術協力や情報交換を通じて協力を拡大し、強化する」と述べ、「保険市場における安定性、有効性、繁栄を確保するための規制の役割を強化するためのキャパシティ・ビルディング(能力強化・向上)を実施する」と付け加えた。  カンボジア保険協会によると、カンボジアの保険業界の総保険料は、今年の最初の3ヶ月間で前年同期と比較して約24%上昇し、保険料収入は、2016年第1四半期の2920万ドルから、当四半期には3620万ドルに達している。また、今年は一般保険料が6.3 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月12日
      カンボジア保険協会 タイ 保険業 経済財政省
    • (c)Phnom Penh Post  フン・セン首相は、カンボジアに600メートルの超高層ビルのプロジェクトがあると語った。プノンペンポスト紙が報じた。  フン・セン首相はカンボジア工科大学の卒業式に出席し演説を行った際、超高層ビルについて言及し、「将来は高さ600メートル、133階に相当するビルの建設予定している」と語った。  このビルが建設されれば、世界で4番目に高く、東南アジアで最も高いビルとなる。  カンボジアの国土整備・都市化・建設省の広報官は、まだ計画段階であることを前置きしたうえで、「首相はプノンペンにあるホテルカンボジアナを解体し、超高層ビルを再建設する計画を指しているのだろう。カンボジアのロイヤルグループは、ホテルカンボジアナを解体し、高さ60 ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月5日
      国土整備・都市化・建設省 不動産業 カンボジア工科大学
    •  カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)は、競争の激しいマイクロファイナンス業界における競合他社間の労働移動を抑止するため、スタッフの育成基金の設立を発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  9月に開始予定の基金の枠組みの下では、CMA訓練センターの設立費用のため、各機関には従業員の給与の2ヶ月分を基金に拠出することが求められている。  CMAのアドバイザーは、基金はスタッフの機関間の移動を止めることには繋がらないが、CMAのメンバーがスタッフの能力育成のために投資するよう促すものになるだろうと述べた。
    • 労働
        2017年7月11日
      人材育成 労働者 人材教育 マイクロファイナンス機関
    • (c)Phnom Penh Post  タイとカンボジアの国境にあるポイペトが急速な発展を見せている。プノンペンポスト紙が報じた。  ポイペトでは現在建設ラッシュが起き、ある地区では不動産価格が3倍になるなどの急上昇を見せている。  不動産の専門家はその要因を大きく4つあると語る。「1つはカンボジアとタイを繋ぐ鉄道の完成が目前に迫ったこと、2つめはカンボジア政府が国境検問所の増設を発表したこと、3つめは外国資本が流入したこと、4つめは中国資本によるカンボジアとタイ間の一帯一路政策」と述べた。  CLリアリティのCEOは、「ポイペトはカンボジア・タイ間で主要な貿易ルートを占めており、国内外の観光客にとって国で最もにぎやかな国境であると」語った。
    • 経済
        2018年2月5日
      不動産業 ポイペト
    •  プノンペン最大の工業団地プノンペン経済特区(PPSEZ)は7月7日、事業拡大のため2つの新会社の株式を取得したと、カンボジア証券取引所(CSX)に提出した。  同社は、サハスE&Cの60%、サハスアドバイザリー&コンサルティングの39%をそれぞれ1月24日と2月14日に取得。サハスE&Cは建物や道路、鉄道、公共サービスの建設プロジェクトに携わり、サハスアドバイザリー&コンサルティングは税務コンサルを行う企業だ。
    • 経済
        2017年7月11日
      カンボジア証券取引所 PPSEZ プノンペン経済特区 株式
    • (c)Khmer Times  モンドルキリ州は2月1日、鳥インフルエンザ(H5N1)が発生した疑いがあると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  モンドルキリ州当局は、同州で飼育されていた60羽以上のニワトリに病気の徴候があったとし、「検査の結果はまだ得られていなが、現在、村人たちに注意を促している」と述べた。また、消毒剤を散布し対応したと語り、今のところ感染した村人はいないと報告した。  農林水産省の報告によると、2017年には家畜飼育農場で殺ウイルス性の消毒剤を約40万回散布し、H5N1の感染が4例があった。しかし、今年1月初め、プノンペンのセンソック区で新型H5N1が発見され、約300羽ニワトリとカモが殺処分されている。
    • 社会
        2018年2月4日
      モンドルキリ州 医療 鳥インフルエンザ
    • (c)Khmer Times  ASEANマクロ経済リサーチオフィス(AMRO)は、カンボジア政府とカンボジア縫製業協会(GMAC)に対し、 縫製業を改善に向けた報告書を発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  AMROは6月21日~28日のカンボジア訪問を経て、今月3日に衣類分野の更なる成長を確実にするための報告書を発表。  同報告書では、公共部門の能力を向上させ、より多くの設備投資に向けて予算配分を再調整することは、成長見通しを強化するために不可欠だと述べられている。  また、人件費の上昇とインフラの不均衡に直面して、インフラ投資と構造改革の必要性をより強く支持する必要があると述べ、また労働品質の向上、貿易円滑化の改善、物流費と電力コストの削減は、多様化の兆し ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月11日
      縫製業 カンボジア縫製業協会 労働者 ASEANマクロ経済リサーチオフィス
    • (c)Khmer Times  大手オンライン送金会社のワールドレミットとカンボジア最大のモバイル金融サービス企業のウィングが一部サービスの提携を開始した。クメールタイムズ紙が報じた。  これにより国外に住むカンボジア人が国内に住むウィング利用者に手軽に送金することが可能になった。そしてカンボジアのウィング利用者は、国外から受け取った金額を、電子決済や、現金として米ドル引き出すことができるようになる。  カンボジアには百万人以上の国外労働者がおり、国の経済において重要な役割を果たしている。世界銀行は、2015年にカンボジアが国外から4億ドル以上を受け取ったと報告した。  ウィングのジョジョ・マロロスCEOは、「ワールドレミットとの提携で、海外在住のカンボジア人に ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月4日
      ウィング ジョジョ・マロロス
    • (c)Khmer Times  商業省の発表によると、中国は、2018年にカンボジアから30万トンのゴムを購入する予定であると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  先週、商業省は、2018年に中国が30万トンのゴムをカンボジアから購入することを確認したと発表した。  農林水産省によると、ゴムを栽培する土地は約43万7000ヘクタールに増加し、その64%はゴム工業会社によって管理され、残りは家族経営によって行われている。  カンボジアは2017年の第1四半期に約5万トンのゴムを輸出している。世界市場でのゴム価格は、1月、2月の1トン当たり2400ドルから1600~1700ドルに下落している。  現在政府は、ゴムの価格が1トン当たり1000ドルから2000ド ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月11日
      税金 中国 輸出 天然ゴム
    • (c)Khmer Times  中国交通建設を母体とする、プノンペンとシアヌークビルを結ぶ新しい高速道路を建設する中国路橋工程有限責任公司(China Road and Bridge Corporation=CRBC)は、2018年1月11日、英国の法律事務所ハントン&ウィリアムズLLPと契約を結んだ。クメールタイムズ紙が報じた。  契約はカンボジア、中国の両首相の面前で行われ、ハントン&ウィリアムズLLPは、同プロジェクトでCRBCの主任弁護士となることを発表した。  プロジェクトを率いるカーク・ロブリック氏は、「この高速道路は、国家経済を変えることが期待されている」と話す。  中国の一路一帯構想の重要プロジェクトであるこの高速道路は、総工費は約20億ドル。プノ ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月3日
      中国企業 道路
    • (c)Khmer Times  カンボジア縫製業協会(GMAC)は官民パートナーシップ会議で租税総局といくつかの税務問題を提起する予定である。クメールタイムズ紙が報じた。  縫製業者は、7月13日の官民パートナーシップ会議で、税金の円滑化、税務用語定義の解明、その他の税務関連書類に関する問題提起について協会に要請した。2016年に創設されたこの会議は、衣料品、米、若い起業家、銀行部門など、経済の4つの主要部門と租税総局からなる。  GMACの担当委員長は、「縫製業にとって、納税は労働問題の次に解決されるべき重要事項だ」と語った。  縫製業からの輸出は、全国の輸出総額の70%以上を占めており、カンボジアの経済成長を支える主な産業の1つだ。現在、約512の輸出衣服工 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月10日
      縫製業 カンボジア縫製業協会 経済成長 輸出 租税総局
    • (c)Phnom Penh Post  米企業の太陽光発電会社のオムニ・ナビタス(Omni Navitas)は、約5億ドルを投じ、巨大な太陽光発電所をコッコン州に建設する計画を発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  同社のジム・マコーリフCEOは、「供給量150メガワットとなる東南アジア最大級の太陽光発電所になるだろう」と語った。  商業省の国務長官は、この再生可能エネルギープロジェクトを支援することを表明し、「既存の発電所と同じ価格で電力売却が可能になれば、カンボジアにとって大きな助けとなる」と語った。  マコーリフCEOは、太陽熱発電所の建設には約500ヘクタールの土地を使用し、3000人の雇用が創出されると述べ、「このプロジェクトにより米国からの投資がさら ... [続きを読む]
    • 経済
        2018年2月3日
      電力 コッコン州
    •  カンダール州のソバンナプム経済特区(SEZ)では、2020年までの214万平方メートルの敷地の完全完成を前に、今年の10月までに2000万ドルのドライポートと保税蔵置場が設置予定だと見られている。プノンペンポスト紙が報じた。  同SEZの担当責任者は、ドライポートが土地の18万平方メートルを占め、4万平方メートルの保税蔵置場と敷地内には3000個のコンテナを保管できると説明。設備は輸出・輸入のワンストップサービスを提供し、農業倉庫のハブとしても機能すると加えた。  現在、ドライポートと保税蔵置場の建設のうち85%は完成しており、タイ系のソバンナプム・インベストメント社が2020年の完成までに5600万ドルの予算を投じる。  また、電気および水道への安価なアクセスだけでなく ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月10日
      農業 経済特区 メコン川 輸出 カンダール州 ソバンナプム経済特区
    • (c)Khmer Times  2018年1月31日、縫製業の最低賃金法案協議が終結した。クメールタイムズ紙が報じた。  これにより 2018年1月から縫製業、被服業及び製靴業に従事する労働者の月額最低賃金は170ドルとなる。  労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は、「生活基準の引き上げは雇用機会を創出し、労働者の生産性を向上させ、投資機会をさらに増やす」と述べ、法案は労働者と国家全体にとって有益であると主張した。  カンボジアアパレル労働者民主組合連合会長のアー・ソーン氏はこの法案に対し、「縫製業の労働者だけではなく、他の分野の多くの労働者にも良い影響をもたらすだろう」と語った。  カンボジア縫製業協会(GMAC)のワン・ソウ・イエン会長は、この法律の ... [続きを読む]
    • 労働
        2018年2月3日
      カンボジア縫製業協会 労働職業訓練省 労働組合 最低賃金 イット・ソムヘーン
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアで初めての大規模な近代ショッピングモールであるイオンモールは、運営3年目を迎え、来年には新たな2号店がオープンする予定だ。アナリストたちは、国の小売市場における競争の拡大と変化を予想している。クメールタイムズ紙が報じた。  イオングループは、2018年にオープンする予定の7万500平方メートルの売り場面積を持つイオン2の運営を発表し、存在感を拡大しており、プノンペンでは小売供給の急成長が期待されている。  ハローキティなどのキャラクターの小売店であるサンリオギフトゲートと、教育プログラムのアドバンスド・ラーニング・アカデミーを運営するCambo-SiaのCEOであるダニエル・リー氏は、「小売市場が過去3年間で大きな変化を ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年7月10日
      小売業 商業省 イオンモール 中間所得層 消費者
    • (c)Khmer Times  2月1日、20年以上営業を行うインターコンチネンタル・プノンペンが、「The Great Duke Hotel」に名称を変更した。クメールタイムズ紙が報じた。  ホテルのセールスマネージャーは、「我々は、各国のお客様に世界水準のサービスを提供し続けており、ブランド名は変わったが、施設やサービスの質など、他の面では全く変わらない」と、名称のみの変更を強調した。
    • 経済
        2018年2月2日
      ホテル 宿泊業
    • (c)Khmer Times  ユネスコ世界遺産委員会は、サンボ-・プレイ・クック遺跡群を世界遺産に登録した。クメールタイムズ紙が報じた。  文化芸術省の広報官は、「この遺跡群はカンボジアの評判に貢献し、国際的にも知られるだろう」と述べた。  サンボー・プレイ・クック遺跡群は、かつてチェンラ王国(真臘)の首都で、紀元前6世紀後半から7世紀初頭に作られた290の歴史的場所で構成されている。広さは25平方キロメートル、中心部と多くの寺院が壁に囲まれ、そのうち10個は東南アジア特有の八角形をしている。  また、敷地内の砂岩はアンコール時代の装飾を象徴し、サンバー・プレイ・クックのスタイルとして知られる。ここでの芸術や建築が、他の地域のモデルとなり、アンコール時代に特徴的 ... [続きを読む]
    • 観光
        2017年7月10日
      文化芸術省 ユネスコ サンボー・プレイ・クック遺跡群 世界遺産