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カンボジア保健省の関係者によると、2017年のマラリア件数は前年比で100%近く増加したと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
マラリア対策センターは公式報告で、2017年度はマラリアが4万5991件、死亡数1件と発表。
同センターの責任者は、シェムリアップ州で開かれた年次総会で、「マラリア症例の増加は、村のボランティア・サービスが中止されたことによるものだ」と語った。
コミュニティレベルに基づくこのサービスは、村人の教育を助け、マラリア治療を提供していた。
マラリア対策センターは、バッタンバン州、コンポンシュナン州、コンポントム州、シェムリアップ州、パイリン州、コンポンスプー州のマラリア発生率を1000人に1人に減らすことを望んでいる。
同氏は、「マラリアを治療する村のボランティア・地域社会のサービスに協力し、促進する必要がある。また、160万件以上の殺虫剤処理された蚊帳を、脆弱な人々に配布する用意ができている」と語った。