(c)Khmer Times
カンボジア電気通信規制機関(TRC)の最新の報告書によれば、今年1月から10月までの間で、モバイルインターネットユーザーの数は330万人に増加し、利用登録されたSIMカードも254万枚以上となった。クメールタイムズが報じた。
これにより2019年10月時点での累積数は、利用登録されたSIMカードが2200万枚、モバイルインターネットユーザーは1675万人、固定インターネットは加入者が6万1817件、ユーザー数が21万5165件に達した。一方、固定電話のユーザー数は2万8742件減少して、5万9415件となった。
TRCによると、カンボジアには現在、モバイルサービスプロバイダー6社、モバイルインターネットサービスプロバイダー7社、固定電話プロバイダー7社、固定インターネットプロバイダー34社ある。
TRCの広報官は、「ソーシャルメディアの人気の高まりにより、モバイルインターネットと固定インターネットの両方の需要が高まっている」と述べ、こうした傾向は第4次産業革命に向けた政府の方針に沿った動きであるとした。
フェイスブックのカンボジア人のアカウント数は2018年6月現在で、880万人に達している。
同氏は、「国民は商取引などオンラインによるサービスの利用を好む。また、ユーザーの信頼を高めるため、電子商取引法や消費者保護法が承認された」と付け加えた。