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公共事業運輸省は10月4日、カンボジア-タイの鉄道輸送に関する合意が成立すれば、来年初めにも式典を開催すると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
公共事業運輸省のレイ・ボリン次官は、「新しい鉄道はタイのアランヤプラテート郡とカンボジア国境のポイペトを経由してプノンペンとバンコクを結ぶ。両国間の合意は、2017年末までに締結され、ポイペト駅の建設も年末までに終了する予定だ。また物資の輸送価格や関税についてもさらに議論する必要がある」と述べた。
商業省の広報官は、「タイは主要貿易相手国の1つであり、両国政府は非常に親密な関係を築いている。2020年までの貿易額は150億ドルに達することも可能だろう。タイの投資家がカンボジアに工場を建設していることから、タイからの輸入は少し減ったが、タイへの輸出は増加している。新しい鉄道は、インフラ整備に重要な役割を果たすだろう」と話す。
シンガポール-昆明鉄道の一部であるカンボジア-タイ路線は、二国間貿易を促進し、両国間の人の移動を加速させる重要なプロジェクトと考えられている。しかし、これまで複数に渡る遅延があった。