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アンコールワット寺院で有名なシェムリアップは、プノンペンと比較して観光の魅力と地価の低さから不動産投資先として人気だが、来年の総選挙時には不動産取引の停滞がうかがえるとされている。リアルエステートドットコムが報じた。
観光はシェムリアップにおける不動産投資の大きな推進要因となっている。アンコール・エンタープライズの最近の報告では、同地域における観光客数は毎年増え続け、2017年上半期の観光客数は前年同期より13%も増加。ボナリアルティによる最近の調査によると、2017年第一四半期のシェムリアップのホテルの部屋数は、前年同期に比べて増加している。
また同氏は、「カンボジア政府と中国は良好関係にあり、中国の投資家は他にもプレアシアヌーク州とカンポット州で不動産業への投資により多くの資金を投入する」と述べ、総選挙後には中国人投資家により、地価は再び値上がりすると予想した。
また同氏は間もなくシェムリアップに2つの大きなショッピングモールができると述べ、ショッピングモールは観光客を誘致し、地域経済の活性化に貢献すると期待した。