(c)Phnom Penh Post
メイバンクのシルク織物訓練センターはタケオ州で2回目の卒業式を行い、25人の女性織工が訓練プログラムを終え、家庭でのシルク生産に従事する女性を支援する社会的企業であるカラーシルク社のもとで内職を行う。プノンペンポスト紙が報じた。
同センターは2016年3月に設立され、カンボジアの農村部の女性のために、シルク生産、染色、織りの訓練を提供している。さらに同センターでは2万本の桑の木を植えている。
同訓練センターには18~20万ドル投資され、試験計画は3年間で、伝統的なシルク製織技術で150人の女性を養成する。既に50人の女性が6か月間の訓練プログラムを終えた。最初の卒業した組は、各家庭でシルク織を行い、月平均160ドルから200ドルの収入を得ているという。各家庭で生産された製品は、カラーシルク社が買い取られ、販売されている。
メイバンクはオンラインショッピングポータルサイト「メイバンク2u」に商品を掲載する予定で、カンボジアのシルク生産に拡大の機会を与えると説明。このサイトは1000万人のユーザーを持つ。
同センターを卒業後、カラーシルクに移動したある女性は、「自分の織機で1日5時間労働し、住宅を購入できた」と話す。