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中国徳州市の50人以上のビジネスリーダーや投資家らは、カンボジアの農業、建設、機械、食品加工、技術と自動車、再生可能エネルギー、スポーツ用具において、投資の機会とカンボジアのパートナーを求めている。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアと徳州市のビジネスマッチングに関して、商業省の国務長官であるChhoun Dara氏は両者の企業にとって重要なイベントだと発言。また同氏は、カンボジアは法的枠組みと投資およびビジネス環境を通じて中国からの投資を促進しようとしているとし、中国およびカンボジアの企業に対して、両国の経済発展のためパートナーシップについて議論し、カンボジアへの投資を拡大する機会を得ることを奨励していくと述べた。また中国からカンボジアでの輸入製品には技術的障壁は作らないと発言している。
中華系カンボジア人協会のプン・キエウサエ会長は、中国はカンボジアにとって最大の貿易相手国、最大の海外投資元だけでなく、最大の観光客にもなっていると発言。また、同氏は、外国人投資家に対する懸念は、投資政策についてよく知らされていないことであり、中華系カンボジア人協会はカンボジアと中国人投資家の架け橋になると発言した。
徳州市のチェン・フェン市長は、今後、徳州市からカンボジアへの投資は増えるだろうと発言。名が知られた大企業にカンボジアへの投資を促していると述べた。
同氏によると、徳州市から330を超える企業がASEAN諸国への協力及び投資を行っている。今年1月から5月における徳州市とASEAN間の貿易は約2.7億ドル、カンボジアと徳州市間は約220万ドルだった。
2016年のカンボジアと中国の貿易額は48億ドル、前年度比7.4%増加した。中国はカンボジアにとって最大のコメ輸出市場であり、2016年の終わりまで、中国の総契約投資額はカンボジアの海外投資の34.3%を占める118億ドルとなっている。