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カンボジア国際空港は、2017年1~5月の旅行者数について昨年同期比22%増の350万人、航空貨物は40%増の2万5000トンを記録した。クメールタイムズ紙が報じた。
7月3日、民間航空庁のマオ・ハーバナル長官は、「現在33社の旅客サービスと4社の貨物サービスの計37社の外国航空会社がある。乗客数の増加は、政治的安定と経済成長だけでなく、魅力的な観光目的地があるからだ」と述べた。
国際航空輸送協会(IATA)の調査によると、2015年、航空業界は17万4000人の雇用創出、および9億4000万ドルをGDPに貢献している。また、プノンペン国際空港の乗客数に応じて、2020年以降に新しい国際空港を作る可能性もあるという。
同氏は、「航空会社の成長は信じられないほどだ。政府とカンボジア空港は、いつ、どこで新空港を開発するかについて研究を重ねている。2020年までに年間500万人の乗客が予想され、プノンペン国際空港だけでは400万人以上の乗客は扱えない。空港ターミナルは拡張されており、新ターミナルはすぐに完成するだろう」と述べた。
カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ会長は、「数年前、政府は投資家や観光客を惹きつけ、投資環境を魅力的にするため航空政策を作り出した。他国からの直行便があれば、乗客の時間とお金を節約することができる。より多くの観光客を惹きつけるため、食事の品質と輸送を強化する必要がある」と述べた。
カンボジア空港の公式データによると、3つの国際空港での乗客数は、2015年から昨年にかけて8.5%と急増している。