(c)Phnom Penh Post
台湾系タピオカティーのチェーン店であるチャタイム(Chatime)は、類似の飲料ブランドによって飽和状態となったカンボジア市場において、競争の激化の影響を感じているという。プノンペンポスト紙が報じた。
カンムジアのチャタイムのフランチャイズを保有するブランドマネジメントCEO、リム・ニラ氏は、「国内におけるチェーン店の成長は2013年にピークに達し、市場に参入している他の国際チェーンとの競争激化により、ここ4年間で減速している」と語った。
また、「限られた市場は、ほぼ同一の製品を提供するその他の国際的なフランチャイズ店であふれており、新たなチャタイムの店舗を開設する需要は減少している」と付け加えた。
同氏は、チャタイムの売上額の開示は拒否したものの、チャタイムの店舗が2015年の19店舗から現在は16店舗に縮小したことを認めた。
チャタイムは、同じく台湾系のタピオカティーチェーン店であるダカシ(Dakasi)やコイカフェ(Koi Café)などのブランドと競争しており、昨年6月、台湾系タピオカミルクティーブランド「ゴンチャ」のフランチャイザーであるブラウンコーヒーは、利益が低い5店舗を閉鎖した。