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カンボジアの3つの国際空港空港利用者は2015年比で8.5%と急増している。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアエアポート社が示したデータによると、プノンペン国際空港の利用者数は前年比10%の成長を維持し339万人に達し、シアヌークビル国際空港では前年比66%増と大幅増、15万人を初めて突破した。シェムリアップ国際空港の成長率は、過去4年間で最低の5.5%に留まったが、乗客数は347万人と3つの空港で最も多い。
同社のマーケティングダイレクターは、「中国からの旅行客の大幅な増加や、カンボジア人の海外旅行客が増えたことが大きな要因で、各空港の拡張工事が利用者数の増加を支えている」と見解を述べ、現在プノンペン国際空港とシェムリアップ国際空港のターミナル拡張により、年間1000万人規模のハンドリングが可能となったが、利用者の増加を見越してさらなる投資を行う予定と話した。
また民間航空庁(SSCA)の広報官は、「中国系エアライン3社が新たにカンボジアへの直行便を開始し、今後10社が中国からの直行便開始を予定している。2020年までに中国人旅行客数200万人という目標の達成に向けての良い知らせだ」と今後の空港利用者数の増加に対して期待を現した。