先週、中国・北海市で開催された経済協力フォーラムでカンボジアの公共事業運輸省の次官は、カンボジアの港の重要性に触れ、ワンストップの物流ハブ確立の支援を中国に要求したことをクメールタイムズ紙が報じている。
国際的に見てもカンボジアは物流システムやインフラの整備が行き届いておらず、書類手続では役人の賄賂の温床になるなど、他国に比べて物流コストの高さとスピードも遅さに課題がある。
不正防止対策と合わせ、ワンストップの物流ハブが確立できれば、手続きが簡略化され、生産・物流コストも低下し国際競争力を高めることができる。