(c)Phnom Penh Post
プレアシアヌーク州とシェムリアップ州を訪れた観光客の数は、水祭りの3日間で36万人となった。プノンペンポスト紙が報じた。
プレアシアヌーク州の観光局長によると、同州の観光客数は、昨年同期比5.9％増の8万5000人。カンボジア人は4.8％増の7万3950人、外国人観光客は14.5％増の1万1050人となったという。
同氏は、「観光客数の増加は、観光サービスの質の重視や犯罪の撲滅など、州が観光インフラを改善したことによるもの。水祭りは国内の観光客が多いが、観光施設を増やし国外からの観光客も誘致している。我々は観光施設の管理を改善し、訪問者の安全をさらに高めるよう努めたが、観光客増加と宿泊施設不足からレストランやホテルが値上がりした。来年までに3000台のベッドを追加することで、観光産業を拡大する計画だ」と語った。
シェムリアップ州観光局によると、水祭り期間中の総訪問者数は前年比40％増の、28万人以上。外国人観光客の水準はほぼ同じままで、昨年同期比0.35％増の計3万2000人。しかし、国内の観光客は47％と急増し、合計17万人となったという。
